息子が通い始めたアメリカの中高一貫校。

試験をパスして入学したことは以前書いた通りですが、一体その授業内容はどんなものなのかについて今日は書いてみたいと思います。

 

まず、授業は全てがHonorsクラス以上です。

一般的に、通常クラス、Honorsクラス(上級クラス)、APクラス(高校で取れる大学レベルの授業)と段階が分かれていて、Honorsクラス以上を取る場合は前年の成績や先生の了承が必要ですが、息子の学校は通常クラスがありません。

 

Honorsクラスを取るとGPA(成績を数値化したもの)の換算率が高いので、総合的により良い成績を取ることができます。もちろん、授業内容もアサインメントもそれなりに難しくなります。宿題もやはり多いな〜と感じます。

 

うちの息子が効率悪いのかもしれませんが、毎日結構な時間を宿題に費やしているような・・・。

 

野球の練習がある日は片道2時間弱かけて学校から直接行かないとならず、帰りも10時を過ぎるので大変です。

 

たまにカラーリング(塗り絵)みたいな宿題もしていて・・・汗

それ必要??って突っ込みたくなりますが(・・・先生に無礼ですね!)。

 

まだ1学期を終えたばかりですが、日本のように中間テストや期末テストがない事に驚きです。一応期末テスト期間はあるのですが、その期間に実際にテストがある科目は少なく、小テストレベルのものだったり、アサインメントがテスト代わりだとか。日本のような「集中的なテスト期間」ではありません。

 

なので、良い成績を取るために大切なことは、

日々学業にいかに意識を向けているか、きちんと取り組んでいるか、

という点なのだと感じます。

 

課題を出すごとに日々成績が自分のページにアップデートされるので、知らぬ間に突然成績が下がるなんてことはありません。

 

最初は100%からスタートして、課題の出し忘れや点数を引かれると徐々に下がって行きますが、「2%下がっちゃった。次はちゃんとやらなきゃ。」みたいな繰り返しですから、大事なのは「意識」です。

 

なので、中学生の間に息子に学んで欲しいのは、

学業に真摯に向き合うという姿勢

です。

 

細かく科目別にいうと、

MathはデフォルトがHonorsクラスですが、そこから一つ飛び級しています。

 

Englishは、まあA+が取れているようです。授業内容は語彙テストやライティングなど。語彙テストは結構ミスしてましたが、それこそ覚えればいいだけなので・・・。

 

Historyは課題が多いですが、やればできるので、やるのみ(課題多し、カラーリング多し笑)。

 

Businessの授業なんてのもあって、ビジネスプランを立てて実際に学校内で小物を売る→利益が出たら本当にもらえる、というのをやっていました。

こういうのいいですね!

日本でも最近はこういう授業あるのかしら?

 

苦戦しているのはサイエンスかな。学校でも噂の厳しめの先生らしいです。

親に対してもちょっと・・・な感じで、

冬休み前には「今日からお休みなのでメール見ません。お子さんの成績についてあれこれ聞いてこないでください。聞いても何もいいことありませんからね。警告しましたよ。」みたいな内容のメールを全員に送っていましたびっくり

 

気持ちはわかるけど・・・言い方ってものが。。。

 

「お休みだからみんな成績のことは忘れて楽しんでね。私ももうメールは見ないから何も答えられないわ。Have a nice break!」みたいな感じで言えばいいものを・・・。

とはいえ、大事な科目なのでしっかり取り組んでほしいところです。

 

わざわざ試験を受けて入学してきたのに、F(落第)を連発している子もいるようです。燃え尽きちゃったのか、反抗期なのか・・・。

多数派はものすごく意識高く全ての課題に取り組む子たち。

100ページ読む課題なんてあっという間に仕上げて来る子がいるようで、あっぱれ〜。

 

これから、思春期、青年期、そういう時期を経てどうなっていくか。

思春期のホルモンバランスの崩れ、友達関係の悩みなどで荒れることも出てくるでしょうが、それも成長の過程。

今の所、思春期で親がゲンナリガーンみたいなことは・・・それほどはありません。

「うるさいなー」みたいな態度はあります、多々!

 

でも私自身、中学生時代の反抗期が酷かったので

(原チャリ乗って補導されたり・・・チーンゲッソリ

息子の反抗期はこんなもの?とまだ警戒中。

アメリカはくだらない校則だとか締め付けがないからかな?

それともこれから急速に悪化する???

 

こわい・・・滝汗

 

話がそれましたが、学校の授業はそんな感じで、

大変だ〜ゼイゼイ!というわけではありません。

 

その分、課外活動などをやる事ができるんだろうなと感じています。

 

こうしてアメリカの教育事情を見てみると、やはりテスト偏重ではないメリットが多く見受けられる気がします。

 

 

今日のわんこ

 

 

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