アメリカに来て驚いたことの一つが「学校での親のボランティア」。
日本の学校では親が教室に入れるのは、授業参観やPTAの時ぐらいでしょうか。
アメリカでは親のボランティアが盛んです。
公立は予算が限られてるから?と思いきや、私立でも親がボランティアに入るそうです。
私はこの仕組み、とても素晴らしいと思います。
ボランティアですからやりたい人がやればいいわけですし、なにせ良いところがたくさんあります。
①子供のクラスでの様子がよく分かる
先生の言うこと理解してるかな?
友達できたかな?
・・・など親なら心配なことがたくさんありますよね。
でも特に男の子は「学校どうだった?」と聞いても「うん・・・」とか「Good」とかそんな答えしか返ってきません(うん・・・って何よ?!)
でもボランティアに入れば、子供の様子がよーく分かります。
もちろんクラスの他の子供たちのことも、A君は絵が得意、Bちゃんはお友達にやさしい、Cちゃんは今日風邪なんだ、といった具合にお友達のことも親が分かるようになります。そうすればクラスの子供を先生と親が一体となって育てるといった雰囲気になりやすいですね。
②アメリカの教育事情が分かる
私たち夫婦のようにどちらもアメリカの学校に通ったことがない親にとっては、
アメリカの学校ってどうなってるの??という大きな疑問というか・・・漠然とした不安があります。
日本の小学校なら1年生でこんな内容、3年生でこんな内容、というのが経験からわかっていますが、アメリカは1年生で何勉強するんだろう・・・という初歩から知らないからです。
でもボランティアに入れば今何を勉強しているかよく分かります。
ちなみにボランティアでやることといえば、翌週の教材の準備や授業のサポートが定番ですね。授業のサポートなんてできるかしら、と最初は不安でしたが、まあKindergartenですから何とかなります
先生もそこは考えてくれます。
PE(体育)やMusicもありますし、CraftやらGardenの時間なんかもありますしね。
算数のサポートも簡単です。
親が教室にいると、子供もとっても嬉しそう。
そんな様子を見て、自分も親が授業参観に来た時はすごく嬉しかったなあと思い出しました。
That's my mom! って子供も誇らしげに友達に言いますし、先生もできるだけその子を指したり何か発表させたりしてくれます。
とりあえず分からなくてもやってみる!
の精神で、右も左もわからないままボランティア楽しんでやっています。
やらせてくれるならやってみればいい!
分からなければ教えてもらえばいい!
出来なければ次出来るようにすればいい!
親のそういう態度を子供に見せるチャンスにもなりますね。