息子は現在5歳。
日本なら年中さんですが、アメリカではKindergartenの歳にあたります。


アメリカは州ごとに教育システムが違うのでややこしいですが、カリフォルニア州は、その年の9月1日に5歳になる子が8月末からKindergartenに通えます。


当初Kindergartenが義務教育のスタートする年だと思っていたのですが、実は義務教育ではありませんでした。学校側は「通学希望があれば受け入れなければならない」ということで、行かなくてもいいらしいのです。

 

実際、多くの親はKindergartenから入れるようですが。

Kindergartenは日本の幼稚園とは少し違って、小学校に上がるための1年間の準備期間のような位置づけです。小学校の一角を区切ってKindergartenにしているところが多く、ほぼ小学校に入学するような感覚です。

さて、アメリカに来て3週間ほど生活準備に追われていましたが、

いよいよスクール通学です。
 

その前に必要な準備は

①居住地の証明書
我が家は公立に通わせるので、その学区に居住しているという証明書が必要です。
電気・ガス・水道などUtility関連会社から送られてきたレター類が指定されています。
請求書って1か月先まで待たないと来ないんじゃ??と疑問でしたが、入居後数日でこれらの会社からレターが送られてきました。サービス開始の連絡などですね。これは何の問題もなく入手できました。

②小児科医の診察や予防接種
これは入学後数週間以内に行えば良いのですが、主治医を決定して健康診断を受け、不足している予防接種を受けます。日本で指定されていたものは当然すべて受けており、アメリカで必要と思われるもので受けられるものは受けてきたつもりでしたが、やはり4種類ほど追加が必要でした。TB(ツベルクリン反応テスト)はこれ以外に必須です。日本でBCGを受けていると結核でなくても陽性反応が出てしまう場合がある、とよく言われていますね。陽性反応が出るとレントゲンを受けて陰性を証明しないといけません。うちは陰性でしたのでレントゲンまで行かずにOKでした。


TB以外に4種の接種。

アメリカすごい・・・一気にやるのねびっくり

看護婦さんが来て、両手を抑えて、あっという間に打たれ・・・

息子も泣かずに我慢できました 

えらい!

③英語レベルチェックテスト
英語が母国語でない子供はこのテストを受け、一定のレベルに達していない場合はESL(English as a Second Language) クラスを無料で提供してもらえます。通常の授業中に時々抜け出してESLの子供たちだけ別授業を受けるところが多く、通常クラスと別にESLクラスが編成されているわけではありません。

うちの息子は日本で英語のプリスクールに通っていましたので英語は大丈夫かな・・・とは思っていましたが、本場アメリカでどこまで通用するものかは分かりませんでした。

学校に必要書類を持っていくと、テストの予約をするようにと指示があり、翌日にはテストが行われました。


テストが行われたのはここ↓ 

学校区の事務所が入っている建物。

すぐそこに海が見えていい雰囲気です。


 

テストは小部屋で行われ、隣の部屋で私は待機していました。


漏れ聞こえてきた様子によると、
名前や誕生日など基本情報を質問して回答できるか、
短いお話を聞いて内容を理解できているかなど。

キンダーなので文字は書けないという前提ですから、ペーパーテストではなく会話形式です。

実は・・・むかしからおしゃべりの息子。

担当の女性の先生に、テスト中も

「なんでそこにお菓子があるの?」とか

「何歳?」とか

関係ないことを逆質問しまくり

もちろん英語です。


で、テストの結果、ESL不要との判定でした。
Good Job
テスト結果は細かく内容を説明してもらえます。

Speaking はAdvanced でした。

あんだけおしゃべりしてたからね・・・

日本でお子さんをプリスクールや英語教室に通わせている親御さんは多いと思います。
 

私もその一人で、共働きだったため保育園兼習い事、という感覚でプリスクールに通わせていましたが、実際どこまで本場アメリカで通用するのかは常に疑心暗鬼でした。


でも今回、ESL不要=現地校で問題なくついていける、と言われたことで、日本での英語教育の質の良さを実感しました。

 

これについてはまた詳しく書きます。

バンザーイ