採卵後にはドクターと培養士さん、それぞれとコンサルテーションがあるものだと思っていたのですが・・・

 

培養士さんとお話しできたのは、採精室の並ぶゾーンの、採取したものを受け渡すすりガラスの小窓から。通常はないようで、私はPGTの説明のために呼ばれた様子。


私がなかなか理解できず、何度も質問するので、話の終盤には私の後ろに男性の列ができてしまいました・・・


例えば「Biobsyって何?」とか・・・どうやら「生検」のようです。

 

なんとか理解したこと

・この国でテストはできないので、受精卵の細胞の一部をとって、アジアの別の国に送る。その間、受精卵は凍結され、クリニックで保管される。

・胚盤胞の、赤ちゃんになる部分ではなく栄養になる部分から細胞を少しとる。

 ↑↑ダメージ、危険性は?

・培養士さんの経験ではこれまで300回ほどこの作業をしてきたが、この工程で問題が起きたのは3例のみ。受精卵は細胞だから、少しとったとしても、また再生することができる。ダメになってしまう受精卵は修復できなかったということだから、そもそも赤ちゃんになる力のない受精卵だったという可能性が高い。

 ↑↑この、テストによるダメージや危険性についても、気になるところだったので、この説明には納得。

・費用は、1個で約19万円ほど、2個で約30万円、、、5個で約61万円ほど。。。

・とりあえず凍結して、後から融解後にテストに出すこともできるが、その場合はプラス7万円ほどかかる。

 

 

考えたこと

・生検時のリスクについては、妙に納得。この培養士さんは、とても例え話や説明がお上手なのです。

・他の国まで輸送する…なんか大袈裟だし、お金もかかる🥲

・費用はかなり高いけれど、一度の移植にかかるお金も20万円ほど…検査をして流産をできるだけ避ける、という考え方には納得。

・流産は…二度としたくはない。だけど、それがその卵ちゃんの寿命だったのなら?肉体的には辛いけれども、精神的には以前より耐えられるかもしれない。(受精卵はすでにbaby、だと考えると)

・それよりも…異常があるとわかった胚を、ずっとタンクに保管する、ということがいちばん気にかかる。それなら、流産したとしても、お腹に戻してあげた方がいいのでは?



このあたりまで考えて、もう一度培養士さんの小窓をピンポンおいで


「また来たか!」という顔をしてたけど、不明な点を残したまま帰っても、また一人で悩むだけ…


そもそも、いつどうやって胚盤胞になったかどうかを知るのか?まずそれがわからないと!

この時点で具体的に考えられなかったのは、やはりいくつ胚盤胞を得られるのかわからない、もしかしてゼロの可能性もあるかもしれないと考えていたから。


上差しニコニコ

5日目の朝、電話しますよ。それから決めてもいい。ただ、お金の準備はしておいてね!

もし胚盤胞が一つだったら、しなくていいと思うよ、お金の無駄!ゼロだったら、なんてことは考えない方がいいよ。いつも前向きに考えなきゃ!


本当にこの方、プロフェッショナルとフレンドリーのいいとこ取りみたい。

胚盤胞にしてみせる!というプロ意識(まるで、ゼロははなから想定していない様子。)



この日から、できる限りの情報収集をして、私なりに考えました。