株主提案をプロキシーステイトメントで読む | IRコンサルタントのオフィシャルブログ

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IRコンサルタントとしての日々の気付きを中心に綴っています。IR実務は財務知識や経営だけを知っていれば済むものではなく、意外と幅広い知識が必要です。これ、誰に聞いたらよいの?というちょっとした疑問のお役に立てば幸いです。

株主総会の招集通知。英語ではProxy statementと言います。

株主総会での議案を載せている点では日本の招集通知と同じです。ただし、事業報告の部分はアニュアルレポートやForm 10-Kが担うので、プロキシーステイトメントは基本的に議案説明だけです。

アメリカのプロキシーステイトメントで面白いのは会社提案だけでなく株主提案も普通に載っている点です。ですので株主総会で否決されても毎年同じ株主提案が出てきたりします。

株主提案の記載は、提案内容とそれに対して会社が否決することを推奨し、その理由も載せます。ちなみにExxon Mobil社の2014年版のプロキシーステイトメントでは、11議案載っており、その内会社提案が3つ、残り8つは株主提案です。

エネルギー企業なので環境関係の議案あり、取締役会の議長を独立社外取締役にという議案や女性役員の人数を増やせ等、もっともと思える提案もあります。それら全てに対して会社が反対する理由もしっかり書いてありそれらを読むのも勉強になります。

ご興味がありましたら一読してみてはどうでしょうか。


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