義実家に行きたくない (2) ～宝良先生鑑定～

タロット占い鑑定例6義実家に行きたくない(2)
手料理を生ゴミ扱いされた嫁

農村の長男と結婚した海棠わき

20年以上、盆・GW・正月は帰省して親族のおもてなしをしてきました。

ある年、目の前で甥（成人）に手料理を生ごみのように扱われたことで、完全に心が折れます。

その事件をきっかけに、私は義実家とその地方に足を踏み入れることをやめましたが、また義父の法事の時期が巡ってきます。

義実家に行きたくない！

悩んだ私は、タロット占いで決めようとスプレッドを展開しますが、自分で鑑定する勇気がなかなか出ません。
 

わきちゃん

なんと、師匠の宝良先生が自ら鑑定してくださることに！

　　▽一つ前の投稿はこちら
　義実家に行きたくない(1)　～宝良先生鑑定～

　　▽占ったテーマと展開方法はこちら！

【タロット占いであなたのオーラを輝かせる方法を占う】万能・開運「スタースプレッド」を解説

スタースプレッド：自分を輝かせる方法
自分を傷つける夫の親族とうまく付き合っていくためには、法事に出席すべき？

夫の親族とのつきあいでも自分が輝くためには？

　▽そして、海棠わきが展開した結果がこちらです。
 

「この問題には早く結果を出した方が良い」という宝良先生の判断で、特別にレッスン中に先生に鑑定していただくことになりました。

実際の鑑定は、もっと詳細な分析をいただきましたが、

ここでは簡潔に紹介します。
 

スタースプレッド：
夫の親族とのつきあいでも自分が輝くためには？
（スプレッド展開=海棠わき、鑑定=宝良先生）
 

 ①自分の状態：ワンドの９

 

ワンドの９は、今までの自分の手痛い経験を踏まえて、足元を固めていく人を示しています。
 

海棠さんが親族とのおつきあいにおいて、すごく傷ついたり痛い目にあったりした事実は確かにあるようです。

「あの人達はまた私を傷つけるようなことを言ってくるに違いない」とすごく警戒していますが、

今後の親戚づきあいを投げ出さずに、どうしたら良いのだろうと考えていることが現れています。
 

③心理的ブロック・障害：ワンドのナイト

ワンドのナイトは、情熱ややる気をもって周りに対して何かしたいと思っている人物を表しています。

ですが、“障害”の位置にポジティブなカードが出た場合は、「それはあなたの良いところだけど、ちょっと待って！」という解釈になります。

「長男の嫁なんだから行くしなかい」と、勢いだけで行くのは待って、と言われているのです。
 

④成長に必要な第一歩：ワンドの10（逆位置）
 

ワンドの10は元々正位置でもすごくタスクや責任、義務が多いのに、逆位置になったらもう持ちきれなくなってしまうことを意味しています。

だからこそ、まず不要な義務感や責任感、負担を少し手放してから義実家に行くべき。

そして嫌なことに対して、ちゃんと対策を練ってから行くべきなのです。

坊

タロット、恐ろしい子・・・

ズタボロにされたわきちゃんの心をばっちり表しています。

　続きます。

 ②ガイドから伝えたいこと：ソードの３（逆位置）
 

ソードの３は心労やストレスを示すカードです。

海棠さんは、傷つけられたことをなかなか忘れられないでいますが、ガイドからは「その傷を早く癒しなさい」と言われています。

しかし、特にある3人の人物の念が海棠さんにべったり貼りついてしまっています。
 

自分の思う通りに生きられず、我慢してきた人達の数々の無念の思いを、海棠さんは吸収してしまうのです。
 

⑥未来に対しての調整点：月

この問題は、その土地や部落の集合意識が関わっているかも知れず、手出しするのはすごく難しい問題です。
海棠さんが「輝こう」とすることは難しいです。

集合意識のような部分で、その地域の人達がみんな同じ考えを持っていたら、１人がポジティブなことを考えていたとしても敵うわけがないのです。

トラック V.S. 軽自動車の戦いみたいなものです。

 

この問題に関しては、輝こうとするよりも「月のように目立たないように隠れるようにしている」ぐらいでちょうどよいです。

いつの日かはその地域でも世代交代がおこるでしょう。

「それまでの間は、ムラや義実家とのかかわりにおいては、うやむやなままでもよい」と示唆されているのです。
 

⑤ガイドからの応援、フォロー：カップのペイジ

カップの王子は自分の気持ちを誰かに聞いてもらうことを意味しています。

海棠さんは特に義実家の悩み事があると、ついつい電話占いにはまってしまうとのこと。

悩みを吐き出せる場所を作る、わかってもらう場所を持つのは海棠さんにとって良いことだとカードは伝えています。

ガイドは、「この問題について悩みを聞いてくれる人や場所を持ちましょう」と教えてくれています。

わきちゃん

実は「ソードの３」については、思いあたる人達がいます。
そのムラの掟や、夫・義親達の指示に忠実に生きている人達です。

坊

オレは「月」は、わきちゃんが「考えすぎて正体の無いものにおびえすぎ」と解釈していたけど、”調整点”なので違ったね。

宝良先生より鑑定のまとめ：

海棠さんは「絶対にイヤだ！」と主張できる人だから、その地域を脱出することができました。

でも、嫌だと思っていても、「嫌だ」と言うことすらできなかった、感情を押し込められている人達がいます。

我慢して残らざるを得なかった人達がその地域にはたくさんいるのです。
 

やりたいこともできないで、思う通りに生きられず、我慢し続けてきた人達の無念の思いが、ムラの集合意識の中にあるのです。

生きていても死んでいても念は残ってしまう。
それを解消してあげなければならないのです。

私たち占い師は、生きている人達の無念の思いや、悩み苦しみを浄化させてあげる仕事です。

その無念を浄化するのが海棠さんの役割だとしたら、義実家に行ってあげてもいいという気持ちになりませんか？

師匠

江戸時代や、そのもっと前から、生きたいように生きられなかった女性達の悲しみが積み重なっているのかもしれない。

　宝良先生のアドバイスは続きます。

結論としては、義実家に行きたくないなら行かなくてよいです。

でも、もしも行かなければならない状況になって、行くとするなら、そんな人達の無念の思いを供養するためだと思って行くことです。


そしていつかはその地域も世代交代していきます。

何を言われても前を向いて歩いている人がいると、後ろの人は続いて行きやすい。

先駆者がいることで、皆がその後ろに続きやすくなり、そのことで時代が変わっていくのです。

わきちゃん

宝良先生　大変心にしみいる鑑定、ありがとうございました。

その無念を浄化するのが海棠さんの役割だとしたら
義実家に行ってあげてもいいという気持ちになりませんか？

トラック V.S. 軽自動車の戦いなので、私は戦いを放棄します。

残念ながら戦わずして負けです。

私が生きているうちは変わらないと思います。


この問題を占うこと自体、この鑑定結果を投稿するかどうかも、すごく悩みました。

もう少し、鑑定の感想を書きたかったのですが、今日はちょっともうエネルギー切れなので、また今度。

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