2枚引き 本日のお題コインのクイーンと死神（正位置）
コインのクイーンからメッセージ
あなたにとって豊かな女性ってどんな女性ですか？
Instagramの中で、高価なブランド服に身を包み
多くのファンの女性達に囲まれた
記念写真を披露する華やかな女性・・・ですか？
それとも、高級ホテルのラウンジのアフタヌーンティを、日常的に愛用してる様子をアップする女性？
そんな人たちと比べると、自分ってなんて地味で平凡なつまらない存在なんだろうと思ってしまう。
キラキラInstagram、自分の心にあってないなら無理してやることはないですよ。
自分が楽しくてやってるなら続けて大丈夫！
でも、そんなことをしなくても、
本来の自分の姿を自然に出して、どっしりと構えて、
豊かな実りを手にしている人はたくさんいますよ。
今日のテーマカードは「コインのクイーン」。
そして、2枚目のカードは「死神」の正位置です。
＜本日のテーマカード＞
コインのクイーン
＜2枚目＞
死神（正位置）
■ コインのクイーン（正位置） ■
以前、コートカードにもエレメントがある、クイーンは水の要素であることを学びました。
コインのクイーンは蓄えている財産や地位、物質を守り育てる人。堅実で保守的、安定志向、質素で節約家のしっかりもの良妻賢母のようなイメージです。
でも、それだけなんでしょうか？
■地＝お金、物質、現実的、安定感、誠実さ
■水＝感情、愛情、感受性、共感
地×水。コインが持つ勤勉で誠実な性質に、水が持つ感情、愛情という特性も加わりますね。
水+地で皆さんは他にはどんなことをイメージしますか？
コインのクイーンと他の３人のクイ―ンの背景の絵を比較してみると、明らかな特徴があることがわかりませんか？
そう。彼女の周りは水と地ではぐくまれる植物で満たされています。他のクイーンの背景にはない特徴ですよね。
そして、彼女は植物が豊かに生い茂る、エネルギーに満ち溢れた大地にしっかり足をつけています。
今日は「タロットバイブル-78枚の真の意味-」の解説を読んでみましょう。
ウェイトは明らかにこのクイーンを重視していました。彼は彼女について「魂の偉大さという観念に要約される」「真摯な知の働き－－彼女はシンボルについて熟考し、そこに世界を見る」と述べています。
私には、彼女は情熱的に自然を愛し、他にはなにも求めないかのように見えます。
「タロットバイブル-78枚の真の意味-」レイチェル・ポラック(著), 鏡リュウジ監訳、現代タロット研究会
ウェイト博士、コインのクイーンを大絶賛だね！
それにしても、”シンボルについて熟考し、そこに世界を見る”ってどゆこと？
相変わらずウェイト博士の言うことはわかりにくいですね。
ウェイト博士がコインのクイーンのことを、「魂の偉大さ」と称しているように、彼女はお金や物質を手にすることを通して、ものごとの道理や不変の法則を見つけ、魂を磨いているのです。
そして、それができるのは彼女が地に足がついた人だから。
どっしりと地に足をつけて、グラウンディングしていないと、
夢物語ばかりで行動ができていなければ、
お金も欲しいものも手に入らないのです。
■ 死神（正位置） ■
死神については一度学習しています。
終止符、破壊と再生、変容。
すでにあるものが終わってしまうという意味だけではなく、再構築されていく意味もあります。
そして外的な要因や物理的な終わりでだけではなく、精神面でのリセットを意味している場合もあります。
このカードが出ると恐ろしく思えるが、良い面もあるのじゃ。
不要なものや人間関係、感情までをリセットできるのです。
それは、本人の目から見たら悲しいリセットかもしれませんが、実は天の采配によってもたらされた、チャンスなのかもしれません。
何かを終わらせて、隙間を作ってあげないと、新しいチャンスも入ってくることができないのですから。
さて、堅実で保守的、質素だけれどもどっしりと大地に根差したコインのクイーン。
そして、破壊と再生・変容を意味する死神。
今日は、皆どう読むのでしょうか？
【テーマ：恋愛（片思い）担当】次郎太
お屋敷の伝説の祖先・・・
姫 次郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。
都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる
（だが、まだ頭中将のことは見たことすらない）
【テーマ：大人の恋】頭中将（不倫の恋を成就）
これも私の妻です・・・
【テーマ：仕事担当】わきちゃん
地味に見えるけど、すごい人
【テーマ：オラクル担当】坊
お金を稼ぐことを通して魂を磨く人もいるよ。
皆さんは1997年の山一證券 経営破綻事件をご存じでしょうか。
まさかの一流証券会社が自主廃業、多くの投資家が資金を回収しようとパニックになりました。
当時、結婚したばかりの私は、小さな会社でパートタイマーで働きはじめました。
そこの社長は女性で30代前半。20代後半で、親戚の人と起業して会社を経営しているのです。
とにかく働くのが大好き！ 働くことが趣味って感じの人でした。
今日はコインのクイーンを見て思い出した、この女性社長のことをお話しします。
彼女は髪もボサボサ、いつも同じようなパッとしない服を着ていて、見た目にはあまり気をつかわず、私の中の若き女性起業家のイメージとはかけ離れていました。
そんなふうに思っていた時に、あの山一証券の経営破綻事件が起きたのです。
当時、山一証券の社員ですら、新聞やテレビのニュースで自社の経営破綻を知ったというなかで、社長はなぜか事前に山一証券が自主廃業する情報をつかんでいました。
経営破綻の数日前に、専務と一緒に大きなボストンバッグを2つ持って出かけ、帰りには札束をパンパンに詰め込んで帰ってきたそう。
その日は私はたまたま休んでいて、ウン億円の現ナマを拝むことができなかったのですが・・・残念！
そのボストンバッグの中には、私たちの会社が入っているビル一棟ごと買えるぐらいの現金が入っていたそう。
「山一に預けてた分だけでウン億円だよ。
他にもいっぱいお金持ってるはず。
社長、なんで事務所借りてるの？」by 同僚
地味で、身なりも全然構わない女社長のこと、社長って言うけど、小さな会社だし、ほんとにお金持ちなの？
ちょっと侮ってしまっていましたが、たまげましたね・・・
本物の女性起業家、格の違いを見せつけられた出来事でした。
懐かしいのう。バブル。
あ、これはバブル崩壊の頃のエピソードか。
▽タロット占い無料鑑定をしています。
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