厳しいだけじゃない 懐が深い人[前編] ~ソードのクイーン~ | タロット占い&道歌・恋の歌 ~海棠 わき~

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桜井識子さんに感化されておみくじ帖なるものをつけています。
おみくじや古今の和歌、昔の人が残した道歌や恋の歌、
そしてタロットカードから得た教訓と感動を投稿しています。
現在はタロット修行中でタロット投稿多めですが、道歌やおみくじの歌投稿も頑張ります!

 

2枚引き 本日のお題ソードのクイーンとワンドの2(前編)

 

ソードのクイーンから

メッセージ

 

頭がよく何事も強い信念をもって

誠実に対応するあなた。
そんなあなたは人を育てたり

導いたりすることが得意なようです。

そして実は厳しいようでいて、

懐が深く面倒見がよい人。

ただ、疲れてくると頑固になったり、

下の立場の人や、周囲の声が

聞こえなくなってしまうようなので
そこだけは気を付けて。

 

 

わきちゃん
 

今日も2枚引き練習を進めていきます。
 

今日のテーマカードは「ソードのクイーン」そして、2枚目は「ワンドの2」の正位置です。

 

 

<本日のテーマカード>

ソードのクイーン

 

<2枚目>

ワンドの2(正位置)

 

 

 

■  ソードのクイーン(正位置)  ■

 

 

以前、大アルカナ「塔」を勉強した時に、2枚目のカードとして少し学びました。

 

 

 

その時は、とても頭の切れる厳しいところがある人物だけれども、左手を前方に差し伸べていることから、だれかを導いていたり諭しているようなイメージと読みました。

 

そしてクイーンは水のスート。ソードなので、

風×水の要素を持つことになりますね。

 

■風=知性、思考、情報、スピード

■水=感情、愛情、感受性、共感
 

 

 

わきちゃん
 

これまで見てきたペイジや、ナイトよりも、成熟した大人で、懐が深い感じがしますよね。

 

 

風×水。風の鋭さを水の柔らかさが和らげている感じです。

そこから、ソードの剣の厳しさやスピード感、冷たさと合わせて、母性や受容性をも合わせ持つイメージになります。

 

自分にも他者にも厳しいけれど、他者にはある程度の情をもって接してくれそう。

とは言え、「ソード」の女王、甘やかしてはくれません。

 

 

 

師匠
 
 
 

女王が持っている剣は真っすぐ上を向いている。その剣の様子にも厳格で生真面目な性質が見て取れる


では今日は「タロット象徴辞典」の解説を見てみましょう。

 

 

    

彼女の物言いは、ただ厳しい淡々としたものではなく、たとえばことわざや成句のように、聞く人の心に染み入る効果や長く語り継がれる要素を兼ね備えた表現となるはず。

 

~中略~ 厳しい中にも愛がこもったメッセージを発する強い女性を読み取ることもできます。

井上教子 (著), 「タロット象徴辞典」国書刊行会

タロット象徴辞典
 
 
 
 
 
 
 

わきちゃん
 

めっちゃ厳しくて怖いけれど、実は生徒に愛情を持っている教師のような人ですね。

 

 

 

差し出している左手は、生徒の話を聞こうとしているようにも見えるよ。

 

 

 

 

■ ワンドの2(正位置)  ■

 

「ワンドの2」のカードについては一度勉強しています。

 

 

 

その時は、このカードの人物を、一度は成功した領主だととらえました。物質や権力は手にしたけれど、決して安穏としてはいられない。孤独な王者の後ろ姿ではないかと学びました。

 

 

そして、この領主はさらに新たな領土を切り拓く展望を描いています。しかし、空はグレーで薄暗く、この人物の心情もそれほど明るいものではないことを示しています。

 

 

師匠
 
 
 

一定の成果を得たのに、何かまだ納得がいっていないようじゃの。

 

一度、成果を上げたり、評価を得たけれども、いったん立ち止まって、新しいステージに、ステップアップしようとしているのでしょうか。

ワンドが2本あることから、選択肢に悩んでいるとも見て取れますね。

 

 

 

わきちゃん
 

さあ、みんなは一体どう読むのかな。いつものメンバーで2枚引き練習行ってみよう。

 

▽後編はこちらから

 

 

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