タロット２枚引き練習[大アルカナ]
（3）
本日のお題女帝とカップの９（逆位置）
これからしばらくは大アルカナの正位置を1枚目に選んで、第1回で紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードは女帝、そして2枚目はカップの９（逆位置）です。
＜本日のテーマカード＞
[現在] 03．女帝
＜2枚目＞
[未来] カップの９（逆位置）
今日も「シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実」も読んでみたぞ。おっと意外なことが書かれているが・・・
リーディングの場合：妊娠の間、出産は待たれなければならないように、このカードが意味しているのは待つことや忍耐である。
リーディングのヒント：「女帝」が出ている場合、ものごとが滞ること、またそれによって引き起こされる欲求不満の感情を意味することもある。その状況に対して、質問者が影響を与える力を持っているか、あるいは何か行動を起こすためにできることがあるかを見るためには、小アルカナに目を向けるべきである。
マーカス・カッツ (著), タリ・グッドウィン (著), 伊泉龍一 (翻訳)「シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実」株式会社フォーテュナ
シークレット・オブ・ザ・タロット
女帝というと愛、妊娠、豊かな実りというイメージでしたので、これはびっくりです。確かに妊娠は産まれてくる赤ちゃんが待ち遠しいけれど、その間は女性は体も大変ですよね。
逆位置の時にものごとが停滞すると読めばいいのかもしれんよ。
正位置では女性性、母性、愛、（物事がひと段落して）豊かな実りを得るという感じに思います。停滞・過剰・浪費という読み方は逆位置の時と考えたほうがよさそうですよね。
2枚目のカードはカップの９（逆位置）です。
自信に満ちた男性の後ろに９つのカップがずらりと並んでいて、まるで優勝カップを誇っているかのよう。物質的に満ち足りた成功しているイメージがあるね。
2枚目のカードは、あまり深く考えず絵を見て直感で考えてみよう。
このカードは正位置では「ウィッシュカード」、希望が叶うカードとも言われているそうじゃ。逆位置だとどうとらえたらよいか。
カップのカードは感情を表してもいるので、物質だけでなく精神的にも充足している意味があるそうです。
それじゃあさっそくみんなで分担して、この2枚のカードでいろいろなシチュエーションをイメージしてみましょうか。
【テーマ：恋愛（片思い）担当】次郎太
女帝：ずばり、片思いが実ります！という意味かな？
カップの９（逆位置）：と思ったら、うぬぼれだった・・・というオチなのか。
姫［二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる（だが、まだ頭中将のことは見たことすらない）]。
【テーマ：不倫担当】頭中将
女帝：ズバリ、愛されている自信に満ち溢れている女性のイメージだな。
カップの９（逆位置）：う～ん、でもそろそろちょっと飽きてきたかな、この関係・・・。
【テーマ：仕事担当】わきちゃん
女帝：創造性を発揮して素晴らしい結果（豊かな実り）を手に入れています。
カップの９（逆位置）：ここしばらく成功が続いていたので、ちょっと調子に乗ってしまったよう、傲慢なところがあったかも。
【テーマ：オラクル担当】坊
女帝：あなたは豊かな実り、繁栄、愛情を手に入れることができるよ。
カップの９（逆位置）：けれども、欲張って度を越して求めてはいけない。すでにあなたは豊かな実りを手にしている状態なのに、それに気が付かず不足を感じている。
女帝、カップの９どちらも豊かな実りや成功を手に入れるカードですね。
カップの９は精神的な充足感も表しているとのことなのですが、こうやって女帝のカードと比較するとやっぱり物質的な成功や満足感を感じているイメージに思います。
対して女帝のカードは愛や幸福感に満たされている、より精神的な充足感を感じます。
それにしても、女帝のカードに停滞という意味もあったとは・・・覚えておかなきゃ
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