建築家の孤軍奮闘な日々 -19ページ目

ソロ展覧会ってやってみたいなあ。

先日、娘のバイオリンの先生のコンサートを聞きに行きました。

横浜の港の見える丘公園に隣接する
旧イギリス領事館で行なわれたコンサートでした。
コロニアル様式の古い洋館で、
演奏を聞いていると、自分がサロンの一員になったような
優雅な気分になりました。
かろうじてジャケットを着ていったのでなんとかセーフでした。

先生の演奏はもちろん素晴らしいのですが、
それだけでなく、若くて、美人で、バイオリニストで、
という存在が素晴らしいなあと思うのです。

ボクもあと10才若かったらなあと思ってしまいました。
だって、若手建築家っていってもだいだい30代前半ですからねえ。
スポーツ選手なら引退を考える年齢ですよね。

なぜ建築家は大学卒業してすぐに建築家になれないか。
答えは、大学卒業しても建物を建てる技術が身に付いていないから。

日本の建築学科は建築家を育成する場所じゃないからだと思う。
建築学科が6年制になるという話しは聞いた事があるので、
近い将来25才若手建築家という時代になるかもしれないけど、
ごく一部の大学の話で、ほとんどの場合はそうならない。

今までは、実務なんて社会に出てからやればいいと思っていたけど、
最近はそうでもなくて、大学でしっかりと建物を建てる技術を身につけて、
建築家になってからいろいろと考えてもいいんじゃないかと思えてきた。

音楽家や画家はしっかりとした技術を身につけた上で、
自己を表現しようとするのだから、建築も同様に、
大学でとりあえず一般的な技術を身につけて、
それから自分の建築について考える方がいいと思う。

30代というのはある程度いろんなことが分かってくる年代だから、
20代の時のようになんでもかんでも目新しく写ることはなく、
その分感受性に欠けると思う。
学生としてではなく、建築家として20代を過ごせたら
就職のこととか全く気にせずに留学できるとか、可能性が広がる気がする。
学生には技術がないから、どこかに就職しないといけないとつい思ってしまう。
これが良くないな。

というわけで、
若くて、美人のバイオリニストが自分のコンサートを開くというのは、
素晴らしい事で、ボクもソロ展覧会というができるようになるといいなあ。。。