久しぶりの、モンペと生徒…そして…
一昨夜、金曜日のボランティア塾にて…昨夜、仕事を終えて帰宅した直後にボランティア塾の事務局から、私の携帯に電話がありました。生徒さんのシャーペンに切り傷が数カ所入ってるのは、塾でどの様な指導をしているのか???との保護者からの質問と言う名目の明らかなクレームです。一昨日の金曜夜の塾で、余りにも、毎回毎回、態度がふざけ過ぎていて、毎週、屁理屈ばかりをこねて時間稼ぎ。私から与えた簡単な小テストの宿題も手を付けない、何度、言っても持って来ない。通知表すらも、何度頼んでも持ってこない。今週木曜から学年末考査やのに、試験範囲は全く分からない。肝心な教科書は持参しても、今現在、どの単元を学校で進めているのかも、知らない、分からない、の一点張り。学校で使っている常用漢字練習帳も、持って来ない。数学も同様で、なにもかもテストの直前やのに、私としては、もう完全にお手上げです。逆に、この期に及んで、彼は何しに来たんでしょうな???ちなみに、ご家族もご兄弟もいます。現在、中1です。様々な話の中で、ジャンケンを知らない???ジャンケンをしたことも、グー、チョキ、パーの意味も知らない???更には、サイコロ…も知らない???と、これまた一点張りで言い続けます。屁理屈をこいても、言い方は良くないけど、こんな坊主の屁理屈なんて、いくらでも全て論破する私ですので…彼なりの知らぬ存ぜぬ作成なのかも知れませんが…そこで、本来の授業内容の本筋から、敢えて大きく逸れてジャンケンのルールと説明を実演してみせました。その際に、グーとなるべき石がなかったので、彼が手にしているシャーペンを、石に見たてることを納得してもらうように説明をした上で、私自身が、持っていたハサミで彼のシャーペンを、ハサミで2〜3回、挟んでみました。そして、メモ用紙の紙を、ハサミで切って見せてジャンケンのルールを、分かりやすく丁寧な言葉で、今さらながらに説明しました。中1にね…。それでも、彼は目先の試験の点数に拘り、中1の基礎基本の代数計算も怪しい上で、一次方程式なんて、以ての他で…更には、答えを導く過程を無視して、こんな問題、暗算で出来る!!と彼は譲りません。でも、不正解の続出で計算過程が、示されて無いので、どこまでが理解出来ていて、どこで、間違えたのか?理解が乏しいのか…私にも誰が採点しても、判断が全くできませんし…部分点さえも与える余地すらなく、カンニング扱いで偶然正解であったとしても、それはペケにしか、ならんよ!!何度、数学的な計算過程も、書き方と解答表記に至るルールを説明しても、完全無視でした。具体的に、高校入試の話をしても、合格させるか、させないのかは、高校の教師が決める問題で、自分…彼自身…に責任は無い…とか…こんな、やりとりが、1ヶ月、続いた上で少しキツメに、丸1時間、私から『叱り飛ばし』途中で、なだめ、すかしながらも『説教』をしました。それでも、彼の口からは量子論的には最適解は存在しえない。とか知ったか知識で偉そうに屁理屈を抜かします。じゃ、シュレディンガーの猫について…や、量子論や量子力学の本質的な意味と、アインシュタインの相対性理論の根本的な違いについて、彼なりの見解や説明を私から求めたら…案の定、なぁ〜んも分かってないし、極論を言えば、量子力学の原点となる思考実験となるシュレディンガーの猫について、極端に分かりやすく説明するために、確率論の話の中で、ジャンケンやサイコロ、コインの裏表の確率について、中学生向けに専門用語を避けて、実演してみせました。ところが、冒頭の如く、保護者様から塾の事務局へ問い合わせと言う名のクレームが入りましたので事務局から私に事情聴取の電話を受けた次第です。正直、大義名分に共感して始めた塾講師ながらも、その実態に感じ始めていた無料ボランティア塾の考え方と、その疑問を感じ始めていたところへの、今回のクレーム。また今週、事務局から、私への事情聴取があるようです。おそらく、私が叱り飛ばし、説教した生徒さんが、たまたまシャーペンを、ハサミで傷つけられたことをこれ幸いに、保護者に泣きついたんでしょうな…そんなことくらい、私には見え見えで保護者からクレームをいれたら、私が謝罪し、突然、優しくなるとでも勝手に親子で思い込んでいる可能性がかなり高い事案です。そして、こんな時にこそ学校が…塾が…誰のどんな言葉を信じて、どの様に対応するのか???指示を出すのか???私にとっては、非常に大きな見物です。どんなに困った生徒さんであっても、そこには、生徒さんの個性が理由の場合もあれば指導者としとの指導力不足が原因の場合もあります。私の教育者としての、常に忘れず抱いている強い教育理念と信念は、教育とは、これ即ち常に子ども達への『真の愛情と情熱』でしかありません。そこには、中学や高校を進級、卒業して終わるものでは、決してありません。私には、あり得ない話なんです。子ども達との様々な生活と話の中で、叱りもし、説教もし、でもその生徒さんの個性や良いところも具体的に、話をしながら、互いの理解を深めます。私が勝手な思い込みで勘違いして誤った情報だけで、生徒さんに怒ってしまったら、私から素直にすぐに謝ります。やはり、一呼吸置いて、生徒の、言い分も有る訳ですからその言い分の良いところと、間違っていることを、キチンと整理して、しっかり分けてから、生徒と話をするように心掛けて来ました。そうして、30年近く教師を続けてきて、とことん、最後まで生徒や保護者ともケンカ別れで終わってしまったことは、一度もありませんでした。今回のクレームに対しても、塾の事務局がどの様に対応するのと、私に指示を出して来るのかは分かりませが、私は三者懇談や家庭訪問も辞さないつもりですし、そんなこと、何十回も繰り返して来ましたので、今さら全く苦にもなりません。私は生徒さんの要望や希望を聞き取りながら、極力、学校でのリアルタイムの授業に沿って塾での授業を進めて、まずは目先の試験のコツコツとした確実な点数のUPと、そのピンポイントとコツ、更にその先の高校入試、大学に、行くのかどうかは別にして、生徒さんの10年後、20年後、社会人としての生き方までを考えて、その生徒さんが、実社会で壁にぶち当たった時に、もう(私の)名前は忘れてしもたけど、あの時、誰かが、こんな話、あんな話、感情的に怒るのではなく、叱られ、説教されたことの、その本当の意味が、心の中から納得してもらえた時に、10年後、20年後、更にまだまだ先になるかも知れませんが、その生徒さんが、そこまで辿りいた時、私の昔の言葉の本当の意味が心から理解できた時にこそ、初めて私の考える『教育』が修了するんです!!そこまで先を見通して、若い若い生徒さんの個性や良い面を出来る限り引き出して、自信を持ってもらい、そのずーっと先にある、生徒さんの長い人生の中で、そこに気づいてもらえた時に、それが、本当の意味でのその生徒さんの本当の『卒業』なんです。そこまで考えて、粘り強く、諦めず、指導を重ね続けることが、本当の教師の仕事であり、一つの仕事の終わりを、ようやく迎えるんです。だからこそ、小中高の教諭とは、教え、諭す、訳でしてプロ教師の仕事の在り方であることは、これは、私は今でも譲れない極めて大きな一線です。無料塾やから…講師もボランティアやから…生徒さんの成績が、上がろうが、下がろうが…理念や理想だけはご大層やけど、その責任の所在すら全く明確でない現在の塾の在り方でこの調子でボランティア塾の運営を事務局が続けるのであれば…私はこのボランティア塾の講師を辞めて、私なりのボランティア家庭教師なり、私の考える本当の教育の在り方を追い求めたいと思います。こんな浅学非才の私では、教育の在り方の本当の答えは、一生、見つからないかも知れません。でも、こんな考え方の教育者てのが学校現場でも、塾でも、目先の勝手な、ゴールだけを特化して指導実績を無闇矢鱈に強調する現場からは、もう、ただただ煙たがられる、古い古い考え方の、厄介者の昔の教育者崩れなのかも知れませんね。