東京で日本酒の聖地と言えば、四ツ谷と大塚。
その大塚の中で〝大塚居酒屋四天王〟と呼ばれる店があります。
〝江戸一〟、〝きたやま〟、〝こなから〟、 〝串駒本店〟 。こなからは閉店しまいましたが・・・。
英文法に〝仮定法過去完了〟があります。
仮に~であったなら、・・・だっただろう。過去の事実とは異なった仮定です。
あと2年早く日本酒の旨さに目覚めていたなら、大塚の串駒本店の〝大林禎〟さんにお会いして、その素晴らしいお人柄に接することが出来たかも知れません。
全国を駆け回り、地方の銘酒を発掘して東京の愛飲家に紹介して来ました。とりわけ、山形の〝十四代〟を有名にした功績は大きいと言われています。また、日本酒の名店のオーナーで串駒出身者が多いのも事実です。そんなカリスマ居酒屋店主は、2年前の2014年9月に他界しました。現在は、大林雪江夫人が跡を継いでいます。その串駒本店の並びに、姉妹店〝串駒房〟があります。ウリは〝おでん〟。近々、ここで15名の貸切宴会を予定しているので最終チェックにやって来ました。
日本酒名店であろうとファースト・ドリンクはビール。アサヒ〝琥珀の時間(とき)〟。
突き出しは、〝そら豆豆腐〟。
そして、〝鶏の竜田揚げ〟。
刺身もなかなか。
しめ鯖、ぶり、金目。厚切りが嬉しい。
〝大山鶏もも肉焼き〟
これもボリュームたっぷり。香ばしく焼けた鶏皮が絶品。
おでんは、〝大根〟からスタート。
〝たまご〟は、中が味玉になってて旨い。
軟骨の食感が楽しい〝つくね〟。柚子胡椒がアクセント。
〝もずく酢〟。
〝トマト〟もおでんになってしまいました。
〝焼きサバ〟もおでん。
当店名物の〝手巻きコロッケ〟。
先代が、ホテル・オークラの和食総料理長と一緒に開発したそうです。
じゃが芋と一緒にレンコンの角切りが入っているので重くない。カレー塩をつけると旨さ倍増。
〆のお茶漬けもいい。
好きな酒を注文。新政があるのも嬉しい。
これだけ並べると壮観です。
下見の結果は 勿論、言うことありません