ブログのテーマがほぼ、寒い、もしくは冬できているのですが、冬が厳しいだけに、そのあとにやってくる春を心待ちにする気持ちが強くなるのです。で、春がやってくると、それはそれは心が躍るものなのです。
2月2日にはグラウンドホッグディと呼ばれる催しが。これはフィラデルフィアのフィルというグラウンドホッグが、その日自分の影を見て穴から出てこなくなるか、(日が照っているか)それとも、曇り空で自分の影が見えなくて、そろそろと穴から出てくるかでその後どれくらい冬が続くかどうか見極めるという、なんとも非科学的な気候予想なのですが、そんな風にちょっとお祭り気分でも途中に入れないといけないくらい、結構厳しい冬なのですよ。
 
私のうちの近所にある園芸用品と食料品を扱うスーパーでは毎年2月、もしくは3月にガーデンフェアーを行うのです。もう冬に飽き飽きしているころに、もうちょっとの辛抱だよ、がんばりなといわんばかりの粋なイベントに、私は毎年欠かさず行っております。
 
 
普段は 鉢植えをおいてある温室に土を盛り、岩を持ち込み、池を作り、丘を作り、それはそれは見事な春のお庭を再現してくれるのです。運ばれる花々もそのときにピークを迎えるように準備され、わずか1週間のイベントのためだけにすごい労力を使ってくれています。
その温室に入ると一気に春のにおいに包まれます。それだけで幸せな気分になるんですよね。イベントの間に温室で見る人々の顔、柔らかいんですよ。
私はその一週間の間に少なくとも3回は足を運んで、幸せ気分を満喫するのです。
 
で、そのイベントが終わると使われていた花や木はほりあげられ、格安で買うことができるのです。これは昨年のイベントの後買った球根たちです。
 
今年3月のガーデンフェアーが待ち遠しいです。
で、家の庭で咲き穂こる春の花たちに会うのが待ち遠しいです。
 
冬の寒い話ばかりで恐縮ですが、本当に寒いのです。
 
で、家の中の暖房は家中に張り巡らされている温水暖房。地下室で温められた温水が家中に張り巡らされているパイプを通り、そこから暖をとるものなのですが、それだけでは足りずに薪ストーブも大活躍です。
 
日本にいるときには、薪ストーブなんてなんておしゃれなんでしょうと思っていましたが、実際にそれを使うとなると結構大変ということが。。。でも、そこからいくつもの教訓を学ばせてもらってます。
 
薪はダンプトラックで運ばれて、こんな感じでどさっとドライブウェイにおいていかれます。これをひとところに積み上げていくのですが、なかなか減りません。全部移動させるのに時に2日、3日かかることも。
 
ちなみに薪は乾かされていないと火がつきづらく、しっかり寝かせてある薪がいいもので、水分が抜けている分軽いのですが、家の薪を運んでくれるおじちゃんのは結構重いのです。。。
一つ一つ運んでいくと、気も遠くなるときも多々あるのですが、やると着実に減っていくのです。当たり前ですが。
最初はうわぁと思う量ですが、いつか終わるのです、黙々と、ひとつずつでもやっていくと。それはそれで非常な満足感と、腕の筋肉痛が得られます。
 
火をおこすのも、それはそれでアートなのです。
 
たたっと薪を並べてマッチで火をつけただけではまったくもって火がつきません。
 
くしゃくしゃにした新聞紙、ときに乾かせたみかんの皮、もしくは乾燥機で出てくるあのリントがおこし始めた火を長くともし続けるひそかなヘルパーなのです。
 
その上に乾いた小枝をいくつか。
 
その上に、薪割りで裂いた細めの木を乗せ、
 
 
ようやく大きな薪をくべられるのです。
 
それぞれのステージ、つめつめではなく、いい感じのスペースを開けつつ、積み上げていくのです。
 
いそいでパパッとやろうとしたときは火がつかないんですよね。これが。
 
時間をかけて、それぞれのステージのものを必要なだけいいあんばいに乗せていかなければいけないんですよ。
 
いくら乾いた薪があったとしても、大きな薪だけをくべても火がつかないんですよね。
新聞紙があって、細めの小枝があって、もう少し太い枝があって、という風に順番に火が移っていかなければ大きな暖かい火にはならないんですよ。
 
どんな小さなものも、それぞれの役割があって、それがないと大きな火にはならないのよ。
と、日々いろいろ学ばせていただいている先輩から教わりました。今日のブログはまさに彼女の受け売りです。でもとてもいいメッセージなので使わせていただきました。
 
 
 
冬真っ只中です。
アート学校の仕事は4時には終わるので、仕事帰りちょっと道草しました。
町の役場の隣の広場は保護されており、その周りを囲む林には気持ちよい散策路がされているのです。雪はまだ残り、気温も5度以下でしたが、澄み渡った青空を見ていると、新鮮な空気を感じに出かけたくなるものなのですね。
 
 
 
奥に見えるのが町役場。ごくごく普通の家みたいですよね。
 
散策路はこんな感じです。 左手にかすかに見えるでしょうか?小川が流れているんです。
 
しゃかしゃか雪を踏みしめる音と時折風に揺れる枝の音くらいしか聞こえません。
そんな中、30分くらいのんびり歩くと、仕事の疲れもすっかり取れ、また家に帰って10歳児の相手をするエネルギーが生まれました。
 
季節ごとにまったく違った顔を見せてくれる、とても特別な場所です。