亡き父に捧げます「竹田の子守唄」



 彌生です…


 今回の歌は夫のリクエスト

「竹田の子守り唄」なんですが


 私は突然、父の事を

 思い出しました…


 ですので、歌の前に「語り」を

 入れました、初めての試みです


 父は昭和4年に生まれましたが

 父の父、つまり祖父が血筋は

 武士の出で良かったのですが

 大変な博打打ちでした…


 娘2人は芸者に売り飛ばし

 父は4歳で仙台の子供のいない

 庄屋に養子に出されます

 暫くは平和な日々でしたが

 子供が出来なかった夫婦に

 突然、子供が出来ます…


 父は生まれた赤ちゃんを

 背負ってあやしながら

 玄関を掃く生活になります

 僅か6歳…やがて父は

 追い出されます…


 そして、またまた養子に出され

 その長年子供が出来なかった

 夫婦に子供が出来て、以前と

 同じ展開になるのですが…


 以前書いた中国の青島で

 スパイをしていた17歳年上の

 長男が父と妹を引き取ってくれて

 中国で育つのですが、時は

 戦中、今度は敗戦の動乱の

 中国から妹と一緒に命

 からがら北海道に流れ付き

 母の牧場で働き始めます…






 

 昔々の物語りです…


 続きます…