彌生です…


 久しぶりに面白い映画を

 観ましたね…







 ドヌーブの傑作「反撥」以来

 ですね…





 マリリン.モンローの生涯を

 描いた「ブロンド」なんですが…


 主演のアナ.デ.アルマスの再現率が

 物凄いんですよ…






 

 本当にモンローに成り切って

 いて素晴らしいんです❤️


 本名ノーマ.ジーンは母親が

 統合失調症で虐待されて

 施設で育つんですが、ワタクシ

 モンローの大ファンなんで

 かなり詳しいつもりです…


 確か最初の結婚は16歳ですか?

 それは描かれて無いですね…

 



 

 これはフィクションか?

 チャップリンJr.と

 エドガーGロビンソンJr.と

 3P関係で自分たちを

「ふたご座」と言いながら

 魂のお付き合いをするが

 モンローが妊娠して「統合

 失調症は遺伝する」とドクター

 に宣告されて泣く泣く

 諦めて、ここら辺から更に

 メンヘラになって行く…


 






 次の夫は野球の大スターの

 ジョー.ディマジオ…

 マリリンは彼を「ダディ」と

 呼ぶんですよ、父親が

 分からないから男の後ろに

 父を見るんでしょうね…





 しかし夫は有名な映画

「7年目の浮気」の地下鉄の

 風がブワァ〜〜と吹いて

 マリリンのスカートが

 捲れパンツ丸見えのシーンの

 ロケを観て、自分の妻が

 他の男性のセックスシンボル

 なのが許せずに離婚…

 ここら辺も良く出来て

 いたなぁ〜〜🧐





 次の夫は作家のアーサー.ミラー

 このアーサー役はなんと!!!

「戦場のピアニスト」の

 エイドリアン.ブレディ…

 素敵に歳を重ねていて知的な

 作家役がピッタリ…





 こちらも再現率が凄いんです…


 やはりマリリンは彼を

「ダディ」と呼ぶんですよ…

 マリリンてとにかく自分より

「格上」の男性を選ぶんですね

 だから依存するけれども

 夫は応えてくれない運命…


 そしてやっと産む決意をした

 赤ちゃんは流産…

 どんどんメンヘラ度が

 上がって行きます…

 




 マリリンはどんどんメンヘラに

 なり、周りのスタッフが

 マリリンを薬漬けにして

 行くんですよ、怖いですよ

 ヒステリーみたいな発作が

 起きると首に鎮静剤の注射💉

 打ったりして、彼女の

「人間性」がどんどん否定され

 ノーマン.ジーンがマリリンと

 してしか生きて行けない現実…







「紳士は金髪がお好き」の

 再現率も凄かった…


 そしてケネディ大統領には

「人間」として扱って貰えず

 ひたすら性の奉仕をして

 挙句またまた妊娠するが

 無理矢理堕ろされてしまう悲劇


 




 マリリンはもう薬漬けで

 浴びる様に酒を飲み…

 最期はあの世にたった36歳で

 旅立って行く…


 美しく生まれ過ぎた悲劇

 なんですよね、強く自立して

 生きて行けない悲しい弱い

 女性なんですよ…


 マリリンの追い求めた父は

 後にDNA検査で映画関係者と

 分かるんですが、そこは

 描かれていなかったですね…


 あの時代のセックスシンボルは

 生きて行くのが本当に大変

 なのがヒシヒシと伝わったし

 アナ.デ.アルマスの演技が

 素晴らしくて3時間は

 あっという間に終わりました…


 もしモンローに興味がある方

 一人の悲しい女の生涯を

 観たい方は超オススメです…


 続きます…