友野くんの読み応えある滑走屋語り
長文ですがすらすら読めちゃう、文才が凄い
● nonno web
友野一希連載「滑走屋&国スポ14000字 近況報告スペシャル」【 #トモノのモノ語り。】vol.34<フィギュアスケート男子>
https://nonno.hpplus.jp/article/121396
滑走屋というエンタメに対する解像度が上がる!!
滑走屋公演がどうしてこれほどまでに人の心を掴んで離さないのか
それはやっぱり必然だったんだなとすごい説得力で納得させられます。
大ちゃんとも濃密な時間を過ごせたようで
”実際最後は「俺たちは家族だ!」という言葉もあって。憧れの大ちゃんとファミリーになりました(笑)。”
だそうです。
大ちゃん、いくつファミリーあるだろう
新しいショーの度に増える家族
いつも中心だけど今回は初のお父さん的立場だから特別な想いがあるかもしれませんね
”「みんな次会った時に冷たくしないでよ」” と言ったらしいけど
お父さんは家族の中でまあまあ冷たくされがちですからね分かる
なんて
とにかくこれを読んで滑走屋が益々好きになりました。
友野くんありがとう
絶対またやって!!
松原孝臣さんのコラム
公演後の記事はありがたいですね
● JBpress
誰もが主役のよう…高橋大輔プロデュース「滑走屋」が示した、アイスショーの新たな可能性|スケートならではの疾走感と創造的なダンス、そして高橋大輔という存在が魅せた世界感
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79449
氷上に刻まれた無数のエッジの数が浮かび上がる。轍のようなそれは、始まりから終わりまでを疾走してみせたスケーターたちが残した勲章だった。
これはゲネでの風景だと思いますが
本番ではもっと激しく滑走したと思われ
最後はリンクが真っ白になるくらい氷の表面が荒れていました
その中で最後まで演目をやり切ったの凄い事ですよね
スケーターたちはどれほど大変だったかとは思いますが
照明が当たるとリンクが雪原みたいに見えてなんだか幻想的でもありました。
こんな感じで
滑走屋について語りたい事はまだまだいっぱいあって
せっかく現地に観に行ったのでその時に感じたことも少し書いておきたいなと思います。
まずは
公演前に大ちゃんから滑走屋はダークな感じだという話があったかと思うのですが
それを聞いて
アイスエクスプロージョン(氷爆)2020 のオープニングをちょっと思い出していました。
それは、今まで観たことないようなダークでカッコいいオープニングで
めちゃくちゃ凄いの来たぞ!!と思ったけどそれ以降は既存のアイスショーと同じテイストだったので
さすがに全編この雰囲気にするのは無理だよね
スケーターそれぞれの持ちプロもあるしね
と思ったんですよね
そして次の氷爆2023ではそのダーク&クールな雰囲気があちこちちりばめられていて
大ちゃんはやっぱりこういうショーが作りたいんだなと確信した
ただ有名スケーターそれぞれのソロナンバーをそこに溶け込ませるのは難しそうで
それでも凄く頑張って後半のシームレス構成は最適解だったと思った
なので今回は
そのシームレス構成を全編でやるのかなと、その位の予想で臨みました
前置き長くてごめんなさい
(;^ω^)
で、確かに
ダーク&クール、シームレス、この辺りは想像通りでした
でもまさかあれほどの高いクオリティで来るとは、本当にビックリしました。
確か学生さんたちと聞いていたのに、と思ったり
メインスケーターもこんなに練習する時間いつあったんだろうという溶け込みっぷり
本当に凄いもの作ったなあ
というのが初演を観た感想でした。
度肝を抜かれた振付、演出も多々ありましたが
まず最初に驚いたのがそのスピード!
オープニングで二重の円を作ったスケーターが内と外で逆方向に回るところでは
内回りも外回りも怖いくらいビュンビュンと飛ばしていて凄く興奮した
スピードスケートのように爆速でリンクを回る演出もめっちゃカッコよかった
とにかく全ての移動が速いのでもたもたしたところがなくて
陣形を変えるのもあっという間
リンクが狭いような錯覚にも陥りました
シンクロのような演出もあって
横に並んだりプロペラのように回転したり
それを難なくやっているように観えて感動しました
メインスケーターのソロに入る繋ぎも想像以上にたっぷりあって
何の違和感もなく世界観が持続している演出の上手さに見惚れたし
演劇的なグループナンバーもあって
その中でも演者一人一人が自分のやることを明確に理解して遂行していて
しっかりした一つの舞台を作り上げていた
皆役者でした。
そうそう、まず最初に感激したのは衣装だったのでした
みなが黒いコートみたいなの着てるの見てヒョエー!となった
それであのスピードですよ
誰一人長い裾を持て余したり手こずってるのみかけなかった
裾マスターの大ちゃんが何かを伝授したんだろうか
スケーターが出てくる場所も四方にあって
シュッと出て来てシュッと引っ込んで、またシュッと出て来て
全くもたつかない!とにかく速い速い
観ている人を飽きさせないために、演者の運動量はマックスだったと思います
そう言った意味でスケーターたちの若さも功を奏したかもしれません
いやー本当に大ちゃんは頑張ってました
プロデューサーとして頭を使い体を使い心を使い
その上で演者として最初から最後まで出番があってソロもあって
ただただ凄い
音楽と照明演出もよかった
センスよくお洒落だった
この辺りは大輔P絶対にこだわってますよね
氷爆に引き続きだけど一切の手抜きなしで圧倒される
公演時間75分、1日3公演、低価格については
75分は本当に本当にあっという間でした
ずっと「待って~終わらないで~」という気持ちでいっぱいになりながら観ていました
内容がみちみちに濃かったので満足度はもちろん半端なかったのですが
それと1日3公演はやはり演者には酷なのではないかなとも感じました
でもそれが滑走屋の名前を広く知ってもらうために絶対に必要だったんですよね
だから今回はこれで大正解だった
ただ次からは例えばもうちょっとだけ(10分とか)公演時間を延ばして1日2公演で
採算が取れないならもちろんその分お値段も上げて
とか
勝手にですが、ちょっと思いました
それにしても、滑走屋が大成功して本当によかったな
今更ながら安堵の気持ちでいっぱいです。
スケートを使ったエンタメを広めるため
アイスショーを観たことない人に観に来て欲しいと大ちゃんは言っていたけど
正に私もそう思いました。
テレビで放送していればフィギュアスケートの試合を楽しむ層はもちろんですが
普段フィギュアスケートの試合を観ない人にこそ滑走屋は観て欲しい
うちの旦那は大ちゃんの演技は好きなんだけど
フィギュアスケートという競技があまり好みではありません
それは動きが音楽に合っていないことが多くてつまらなく感じるからだそうです。
フィギュアスケートの試合は観ないけど
音楽が好き、ダンスが好き、ライブが好き
滑走屋はそんな人たちもきっと満足できるエンタメだとそう思うのです。
滑走屋がこれからもずっと続いていくこと
もちろん今はそれが一番の望みです。