(母校の先輩といっても、5年ぐらい上の先輩で高校時代に面識はありませんでした。)

『ブレジデントFamily』という季刊のお勉強本で、いきった注1内容が鼻につく部分もありますが、世の教育事情は私のような庶民の追いつけないところまで進んでることを実感できる本でもあります。(980円)
筑波大附属小の先生が授業で実施されているゲームについての記事がありましたので、少しだけ紹介します。

写真のようなカードを2組作り、二人がそれぞれ同じだけ持ちます。
これ、6角形を1としたとき、台形が1/2、菱形が1/3、三角形が1/6を表してるんですね。
次にジャンケンをしてパーで勝ったら、勝った側が台形のカードを相手から取ります。
同様にチョキで勝ったら菱形を、グーで勝ったら三角を相手から一枚もらいます。
これを10回程度繰り返します。
(回数は初めに決めておく)
ゲームが進むうちに思考力が試される場面が出てきます。

パーで勝った(上側)けれど、相手(下側)が台形のカードを持っていなかったらどうする?

チョキで勝ったが、相手が写真の2枚しか持ってなかったらどうする?
(何通りかの解決方法があります)
このゲームは分数を量(図形)として感じることができる教材です。
加減計算の他、帯分数の理解にも利用できるそうです。
注)いきった→いきる とは
微妙に違うような気もしますが、
関東の言葉で『かっこつける』
博多の言葉で『つやつける』か?