昨日の午後は殊の外手足が痛くベッドに横たわるしかなかった。眠るつもりはなかったがいつの間にか眠ってしまっていた。
数年前私が生きる都合上、生かしておけない女をよく考えもしないで殺してしまい、昔あった黒いゴミ袋で遺体をぐるぐるまきにして、首のところ、ウエストのところ、足首のところでガムテープを巻き、その女の家の地下室に遺棄した。
その女は何年も行方知らずとして家族は探していたが、まさか自宅の地下室に遺体として遺棄されているとは思いもよらなかっただろう。
でもこのたび、この家は改築のため取り壊されることになっていた。
遺体が見つかる時はすぐそこまできていたので私は気が気ではなく、知り合いということもあって取り壊しに立ち会うことになった。
遺体は今見つかる。
私が殺ったことも今この場で暴かれるに違いない。そう思うと吐き気と目眩が止まらず立っていられなくなった。
「どうしました?顔色が悪いですよ」
「いえ、大丈夫です」
そうしている間に目が覚めた。
平常心でいられなかった。
現実と夢の区別がつかなくなっている。
この女を殺したのは数年前で、確かに夢の中でだったはず。なのに何度も蘇っては見続ける夢だったので現実との区別がつかなくなる時があるのだった。
今日も暑くて太陽はいっぱいだった。