朝起きて寝ぼけた頭で勘違いした。

 風邪ひいた!熱ある!身体中激痛!!

 違うよ、身体が痛いのは線維筋痛症だからだもん。なーんだ、そうだった。

 今日は杖をついて母の買い物にスーパーに付き合った。足首と足の甲、腰が痛く、杖を持つ手も痛いため、母にもゆっくり歩いてもらう。

 急な坂道をゆっくり下って、曲がり角で感じる嫌悪感。タバコの臭い。
 さあ、どんなクソたれがタバコを吸ってるのだろう?
 中高年のオヤジだった。ちくしょう。中高年のオヤジはなぜいつも私をイラつかせるのだろう。タバコはオマエだけに危害を加えているのではない。タバコを吸わない人にも子供にも老人にも危害を加えているというのに。
 私は都合よく母はいないと想像して、肩に背負っていたライフルをオヤジの頭に数メートル離れたところからぶっ放した。オヤジの頭は脳味噌を撒き散らして見事に吹っ飛んだ。なのにタバコの臭いはまだ残っていた。胸が悪くなるような脳味噌の臭いとともに。益々私はイラついたけどひとまず条例違反をしているタバコ吸いを一人片付けたことに満足することにして現実に戻り母に微笑んだ。

 「暑いからおいしい飲み物でも飲んで帰ろうね」「そうね、そうしましょう」

 それにしてもライフルの威力はすごい。まるで粉々になるように頭が弾け飛んじゃうんだもんね。脳味噌が吹き飛ぶのも圧巻だよ。タバコ吸いはゴミなのでそのような扱いで私は今後も対応する。今までもそうだったように。

 その後も足首が痛かった。
 足首が痛かった。
 足首が痛かった。

 肌が焼けるように痛かった。

 明日はもっと暑くなるらしい。