人の痛みを自分の痛みとして感じ取ることができるか?と考えると否、私にはそんな高等なことは出来なかったりする。
 朝、4時半頃に両親のために窓を開けて換気をしたり、夜中両親がトイレに起きたときに飲み物を用意してあげることくらいしかできない。私の思いやりはその程度。それか両親の喧嘩の仲裁をするくらい。
 でも破天荒だった私がそういった気遣いが出来るようになっただけで両親はうれしいはず。

 夢で私は私をいじめた女から売春婦扱いされた。よりによって私も私が売春婦でもしなきゃ生きていけないと思ったのか、どう男からお金を巻き上げるか書いたメモを落としてしまったのだった。それを面白おかしげに読み上げる女。
 助けてくれる人は見ず知らずの太った女性2人だった。近所で殺人事件があり、太った女性2人はその事件の詳細を知っていた。憎き女を含め私もその詳細を教えてもらいたかったのだった。

 その太った女性は私が求めるような正義感のある女性たちで、私がいじめを受けていることを瞬時に感じ取ったのか、憎き女を「詳細が知りたきゃこの女(私)を開放しな。話はそれから」と庇ってくれた。庇ってくれなくとも本当は、憎き女は私自身で始末はできた。でも女たちに従う憎き女と私。

 ただし、その詳細を知りたいなら女になりなと私に2人は言い出した。つまり売春するものとしてのエロスを披露しろと言うのだ。
 そんなことを言っているものの確実に2人は私を助けたいと思ってくれているようだった。
 憎き女の目に光が宿る。
 私のエロスを披露する姿は見ものじゃない?
 そんな目。悪意の塊。

 私は覚悟を決めた。どうせならみんなにウケるほどのエロスを披露しようじゃないか。身体には自信があった。
 私は目玉焼きがたくさん落ちている電車に乗り、そこでエロスを披露することにした。服を脱ぐ前に太った女が私に絡んでくる。私の胸のボタンを外してくる。

 何これ、何これ、本当に何なのこれ?
 私は目玉焼きを見ながら電車内の男たちの目線に耐えた。憎き女は始終笑っていた。その目はやはり悪意に満ちていた。
 大丈夫。コイツは後で私が始末するのだから。

 線維筋痛症で痛くて痛くて転がっているしかなかった今日。病院の日だったにもかかわらず、お休みさせてもらった。猛暑の日に出かけられるほどの体力は私にはなかったからだ。

 どうせ薬も効かないし。

 薬、効いてる人はいるのですか?