親友と私は闇の部分を共有していた。
 なぜなら彼女もまた私と同様に虐待経験者だからだ。彼女は拷問の仕方を考えるのが好きだった。どうやってコロスのかを考えるのが好きだった。

 親友を痛めつけた継母をどうコロスか。
 私が考えたのはこうだ。

 山奥に人間1人が立った状態で入れるほどの深い穴を掘る。そこに監禁する。死なない程度に時々餌を与えにくる。

 タイトル「立ってなさい!」

 悪いことしたら立たされないとね。
 で、座ることは許されない。
 死ぬまで。
 干からびるまで。

 親友は喜んだ。朽ち果てるまで立ってるなんて素敵!あの女にはピッタリだわ。

 私も親友の心も体も傷つけたあの女は憎い。
 だからこそ思いついた拷問。

 しかし拷問されているのは私の方だった。

 線維筋痛症。厄介な病気!
 あちこち激痛だった上に下半身をセメントで固められたように重かった。
 やっと歩く足取りは当然重く不自然だった。
 ちくしょう!なんてこと!
 線維筋痛症を患うことは拷問に近い。