今日はなろう異世界百合ラブコメ「私の推しは悪役令嬢。」です。


感想を書くかどうか迷ったんですが、今月はあまりにも何もしてなくて書けるものが無かったのと、悪役令嬢百合の波が来てるので。


・視聴理由

ゲームする時に流すのに良さそうな「特に何も起こらないけど見ていて苦痛じゃない少しクスッと笑えそうな作品」を求めてなんとなく百合ラブコメっぽいコチラを視聴


・内容

いつもの転生からの高性能転生知識有り主人公がツンデレ令嬢に猛アタックしてドン引きされたりするラブコメ。


・感想

思ったよりも良かったです。

悪役令嬢なろう系の王道?っぽい展開で分かりやすく楽しめました。

乙女ゲーが出来るほど女性受けするタイプのイケメンには興味が無いので乙女ゲーの王道はわかりませんし、悪役令嬢モノも破滅フラグと限界OLが悪役令嬢のメイドになるやつと今回のしか知らないのですが…

まあ、知ってるゲーム世界への転生という設定からの「死ぬ運命のキャラをなんとかして助ける」みたいな方向で動いてるの見るのは好きなんすよね。

その点、悪役令嬢って基本没落するスカッとジャパンな役割の立ち所だと思うので主人公の思いが重ければ重いほどおもしれー!となりますね。


今作では2度に渡り「諦めるな」という単純にして難しい事を悪役令嬢に誓わせるという主人公の行動が良いですね。その後の展開を想像させてそれだけでグッと来るモノがありました。

絶対に没落するし、その時にゲームだと諦めてるじゃん。良くてフェードアウト、悪くて親と一緒に処刑じゃん。楽しみ😊


こういうシンプルだけど必ずそのキャラのターニングポイントで力になる言葉みたいなのに弱い。そういうの好きだ。良くも悪くも、ある種の呪いですからね。

良い方向に転ぶと泣けるし、悪い方向に転ぶとニチャニチャ出来るので非常に美味しい!😋

残念なことに、アニメワンクールではそこまで進まなかったので、消化不良になりました。


アニメ自体のキリとして良く、悪役令嬢がデレたので良いのですが、上記のフラグなどの回収がもっと観たいよ〜!となりました。


あと同性愛だけでなく近親愛も取り扱うのは面白いと思いました。

大分広まって来たとはいえ、まだまだマイノリティな同性愛と、どこの国でも大抵禁止されてる近親婚を取り扱うのは中々に面白かったです。

あくまでラブコメアニメなので深掘りは無いです。肩の力抜いて観るのには良いです。

一般的な倫理観を払拭した先の景色みたいなのは好きなのでどんどんこういうのやってくれ!となります。



残念な点。

戦闘シーンが昔の最遊記並に緊迫感が無い。

この手のアニメに期待してないので「本当に残念か?」と言われると「別に…」とはなる部分ではあるのですが、あまりにも緊張感の無い戦闘で「うごごご…」となりました。

個人的に良かった戦闘は主人公がビリビリ敗北してる所と地味だけど有効な落とし穴攻撃が決め手になってるところ。

それらも動きは無かったので、こう…別に良いんですけどね。



・百合作品などに関して

コメディ調の百合作品が摂取しやすくて良い時代ですね。

コメディ強めのラブコメじゃないと同性愛モノでも結構キツいなと最近は気付きがありました。

なんでしょうね。トキメキが嫌いなわけじゃないんですが、三角関係みたいのが本当に苦手でして…

大抵の恋愛作品って、そういう方向しか無いというか…恋愛ものもやり尽くされてるので多少キャラに個性があってもやる事も悩む事もほぼ同じで楽しさは無い割にモヤモヤ展開を見るのは…ね?

特に日本の作品は湿度が高くてウジウジと悩み過ぎてて共感性羞恥が半端ないのがキツいんだなと。

あと湿度の高い中途半端な性的な描写が苦手なんでしょうね。

特に男女だと男に性的なニオイを感じないとそれはそれで気持ち悪いというか…だからと言って湿度の高い中途半端な性的な描写は見たくないし…となってしまいます。

本当にね、ラブロマンス作品と相性が悪いんだなと思いました。



今現在、百合作品が大丈夫なのはコメディ強めの作品しか見てないからというのが強くはありますね。

女性同士の性的なモノを全く想像出来ないというのも大きいですね。他人の性事情とか基本的には想像したくないので本当に助かります。

性的なモノは好きではあるのですが、ユーモアやコメディ色が強くないと嫌悪感の方が強く出てしまうんですよねー🥺

この辺の匙加減が難しい!

トリックの上田の「デカすぎるちんこ」とかいう直球過ぎる下ネタは好きです。いや、男がちんこ好きすぎるだけみたいな話かもしれない。いつまで経っても「ちんことうんこ」で笑えてしまう。

だけれども女性器は何か違う…となる辺り、薄らと男尊女卑の感覚の名残なんですかねー。

何かでちんこと叫ぶように女性器を叫べることが真の平等と聞いて納得したりもしましたが…

外国だと女性でも割と大っぴらに下ネタ言ってる作品があって、日本とはフェミの方向も大分違うんだなと。ビッチが女性同士だとブラザーに近かい?っぽかったり、ラブリーガルで自分の女性器の像の裁判回あったりとロックだな、と思いますね。


あ、トランスジェンダー系は本人が悩んでるのは仕方ないけど公衆トイレでは体の性別に準拠しようね、としか思いません。チンコ着いてんなら男、着いてねえなら女。男だろうと女だろうと人を襲えば犯罪。

今後、犯罪対策と少子化対策も考えるなら多目的トイレが一般化するのもありだと思いますし、こう、うん、自治体とかで良い感じの成功例が出ると良いっすね。

多目的トイレは誰でも入れる個室で盗撮防止対策などが大変そうではありますが…なんとか本当の意味での多様性が実現されると良いですね。

私はどうしても他人事になってしまいますが。



・締め

百合作品に触れて普段からぼんやりと考えていた事を垂れ流しましたが、やっぱよくわかんねえや!

どうやっても男と女という身体的区別はあるわけで、どこからどこが差別か分かんねえよ…!

こういうのって数値化するには個人差があり過ぎたりするのも面倒が加速スルんすよね…

頭こんがらがって来たんでこの辺で終わります。


おわり