今日はネトフリで観た育児ママ友日常下ネタコメディ映画「バッドママ」と続編「バッドママのクリスマス」です。



育児に仕事に夫の世話に多忙なママがPTA会長のやり方に納得行かずにバトル!!

そんな時にたまたまバーで居合わせた同じ学校のママ二人と仲良くなって…

という、本筋は割とテンプレ感のある「バッドママ(一作目)」

味付けが「感動」ではなく「お笑い、下ネタ」にかなり寄ってるので観やすかったです。

個人的には非常に面白かったです。


主人公の比較的マトモだった子供二人のママ

内気で子供四人のママ

はっちゃけてる子供一人のママ

の3人がメイン。


主人公ママは一作目序盤に離婚の危機(離婚する)なのですが、子供達に「夫の浮気(オブラートに包んだ表現」とは言えて無いようで責められてて可哀想でした。

二作目でも大体ママの母親ことお婆ちゃんが(私視点では)全部悪いのに、お婆ちゃん出禁にしたことを子供に責められてて可哀想😢

流石に出禁はちょっと…と思わなくも無いですが、おばあちゃんの行動を見ていると「老人は大人しくしてろ」と言いたくて仕方がなくなりました。子供達もそれらを見ているわけだから、もう少し母親に優しくしてあげて欲しいなと。



一作目では内気なママの夫が「子供が居なかったら別れてそうだね」という感じでしたが、クリスマスでは夫が改心しており仲良くなっていてとても良かったです。

クリスマスでは仲良し夫婦☺️という感じで良かっです。一作目で言っていた夫の愚痴も解決したっぽい?

問題はこちらもお婆ちゃん。依存先が「娘」だけになっていたのが本当悲しいね😭

こちらはお婆ちゃん同士で友達が出来ることで多少緩和しましたし、他に比べると方向性は違うけど実害が少ない(精神的にはキツイですが)ので、まだマシ。もう少し孫の面倒中心に見てくれてたら、依存先を「孫」にも向けてくれてたら良かったのにな、という感じ。

娘の顔まみれの服は面白過ぎる。



最後のママは

一番はっちゃけてる、一番見ていて楽しいママ

一作目の自由奔放な生活と子供への対応と愛のバランスと最後に子供に寄り添おうと努力始める感じが非常にグッド👍

二作目では面白過ぎる彼氏候補と面白過ぎるデートのお誘いにと、本当にめちゃめちゃ笑いました。

このママの母親ことお婆ちゃんが「寅さん」系?のクズみたいな方向性で、はっちゃけ度合いが相対的に少し薄まって「あれ?この人マトモ…?」と錯覚したりしました。

でも、下ネタ頻度やペニスクッキー作ったりしてて「やっぱすげえわこの人」ってなりますね。




全体を通して下ネタが非常に多く、主人公が夫と別れたきっかけも「浮気(?)」って感じで笑えました。

主人公と内気ママは「夫が子育てに参加しない家庭」でハッチャケさんかシングル。

2ではみんな良い男に巡り会うか改善していて「良かったね!!!」という感じ。


子供への愛情と対応、態度。

夫婦間の問題。

親との関係。

PTAなどの親として参加しなければいけないしがらみ。

親としてではない、一個人としての幸せな追求と親である責務を放棄出来ない、したいわけではないからこそ発生するジレンマ。

など、お国柄関係無くあるもの、ということを下ネタと楽観的な展開で笑いながら楽しみつつ知れました。




私も良い歳になってきてしまい、身近に子供が増えてきたので今後子供たちから「子供特有のストレートな理不尽な言動」は言われるんだろうな、と覚悟を決めないといけないと強く思いました。

でも「叔父さん臭い」や「キモい」とかは面と向かって言われたらめっちゃ傷付く自信があるのでボディケアは気を付けなきゃ…

「叔父さんダサい」は甘んじて受け入れられるのですが「叔父さん臭い」は立ち直れそうに無いかも。

人語を操るようになる数年後が今から怖い😨


まあ、自分の子供に関しては、予定も無ければ欲しいという気持ちも全くないし、何より恋人の「こ」の字すら無いので今回の映画で知った「育児の大変さ」を直接的に活かせる所は今後おそらく無いとは思います。




絶賛育児中!という人にオススメしたいですが、そんな多忙な人がこんなところを読んでいる時間は無いと思いますので、育児がこれから始まるという人や育児が少し落ち着いて来た、という方におすすめです。

下ネタが多いので、子供の前で観るのは少し憚られますからね。

親子で観る映画では無いです。

海外の下ネタが好きな人、下ネタが大丈夫な友人達と、など下ネタコメディとしては優秀だと思います。

個人的には、ハッチャケママの彼氏関係がメチャメチャ笑えたので二作目のクリスマスが特にオススメです。


おわり