タイトルが浮かばなかった。
今日は休み、疲れが溜まりまくってたのでご飯食べる以外はエアコンの部屋でずっと横になって過ごしました。
昨日、入居者さんが一人旅立ちました。
まだおばぁちゃんとは言えない、若い方でした。
進行性の持病があって、治療できない段階だったので、うちに入って来られました。
結婚歴なし…なのでお世話は主に姪がしていました。
この数日はとてもしんどい状態が続いてました。
それなのに…亡くなる前日、痛みでうめき声をあげてたから、摩ったり話を聞いたり…気を紛らわしてあげたくて、とにかくそばにいました。
その時急に「ご飯は?」って。
食べれなくなる前、どんなに具合が悪くても「ご飯食べてみる」って、食べて体力つけないと…って言ってたから、そんな時まで食べなきゃ…って、生きたいって事だったのかな…。
昨日、呼吸状態が少し変わってきたから、家族に連絡して、姪ごさんが子供とお母さん(姉)を連れて来てくれました。
もうもうろうとしてて、返事も「はい」が精一杯の状態だったのに、お姉さんが来て手握って泣いてたら、目がしっかり開いて何か言おうとしたり起きようとしたり…。「やっぱり…やっぱり…」聞き取れない言葉の合間に何度も言う。
家族は「やっぱり何なんやろ…」
一緒に聴き取ろうとしたけど分からなかった。
でも目もしっかり開けて、声も出るし体も動かせてるから一旦帰ります、と。
帰り際、またら明日の朝くるからねと言われ、手を挙げて振ってた。
安心したのかな…その20分後、部屋担当が見に行ったら呼吸停止してたって呼びに来た。
急いで2階に降りて会いに行った。
「頑張ったね…もう頑張らなくて良いからね…ゆっくり眠って。」
職員もたくさんまだ居る時間だったのに、ひとりぼっちで息を引き取ってしまった…。
眠りたくないみたいに、どうしても目が閉じれなかった…。
やっぱり…やっぱり…。
まだ死にたくない。
まだ生きたい。
だったのかなぁ…。
彼女の最期に自分が重なって仕方なかった。
亡くなる人をみる機会が多い職場だけに、ひとりぼっちの老後や最期を考えずにいられない。
最期は…ホスピスがいいな…。
施設や病院は嫌だな…って。
それまでに楽しいこと一つでも沢山したいな。
楽しい事分かち合える友達にたくさん会いたいな。
まぁまぁ良い人生だったやんって最後に思えたら上等さね。