Kaiちゃん。 | あしあと

あしあと

人生笑ったもん勝ち。
負けたくない、何事も。

たくさんのコメントありがとうございました。
個別にお返事返せなくてごめんなさい。

今朝、7:15頃いつもの様にごはんをあげに下に降りました。
Kaiちゃんもいつもの定位置、リビングの棚に座って待ってました。
いつもの様にTikiちゃんやゲンとご飯を食べました。
ヒルズのカリカリを残して大好きなおやつのミャウミャウだけ食べて
ちゃんとヒルズも食べんとダメだよ〜っていつもの様に言いました。
その後、いつもの様に仏間の窓際に行ったと思う。
私はゲンとKaiの食べ残しの入ったお皿をTikiが食べないように片付けて…。

いつもならそのままご飯作って食べるのに、今朝はもうちょっと横になろう…ってベッドに入りました。
ブログ見て、旅行記書かなきゃなぁってカメラに入ってる写真を選んではスマホに転送したりしてました。

8:15くらいだったかな…お母さんが来て「Kaiが変なで。目開けて寝たまま動かんし、私が触ったらびくってするのに動かんで。」

慌てて飛び起きました。
階段上がってすぐの冷蔵庫の前、私の部屋と薄い壁一枚隔てた暗くて冷たい床の上で倒れていました。
目を開けて、口から垂れた下は黒っぽく血色の悪い色で、抱き上げるとぐにゃっと全く力が入ってないのが分かりました。
息もしていませんでした。

急いで毛布にくるんで、着替えながら病院に電話しました。
玄関開けておくのですぐ来てくださいと。
ぐったりしたKaiを抱いて車に乗りました。
運転しながらずーっと頑張って‼︎まだ逝ったらいかんよ‼︎Kaiちゃん‼︎って体を触りながら言いました。信号で止まったら、それができてるかどうかも分からなかったけど、左胸の辺りをマッサージしました。
病院は近いので10分かからずで着けました。

診察室に入って先生が来て。
Kaiが好きな美人の先生じゃなくて優しい男の先生でした。
Kaiを見た瞬間の先生の顔が。「あぁ…厳しいな…。」って言っているのが分かりました。
手術室連れて行くよ‼︎っと。
少しして看護師さんが今救急処置をしていますのでどうぞ…と呼ばれました。
処置台で気管内挿管をして人工呼吸器に繋がれていました。モニターはフラットです。
先生が心臓マッサージをしたらその反応しかでません。

挿管した時にだいぶ出血がありました。
胸かお腹で出血があったのではないかと思います。もしかしたら高い所から転落して内臓から出血したのか、今まで見つからなかった病気があってそこからの出血だったのかも知れません。
はっきりしたことは分かりませんが、蘇生はもう難しいです、と。

泣くしかできないマーでした。
数分見守って、「分かりました、ありがとうございました。」と頭を下げました。

体を綺麗にしますから診察室でお待ちください。。。診察室に戻ってブログにKaiが死んだ…と文字にしながら、涙が出るのに現実味がなかった。

毛布に包まれ先生が抱っこして連れて来て「お力になれず、何もできなくてすみません。」と。
ただ、ありがとうございました、お世話になりましたと頭を下げて帰ってきました。

1か月以上前から両親とささいな行き違いから不仲になり、仲直りしたくても避けられ続けていました。
そのせいで、今まで構ってくれてた両親に理由も分からず相手にされなくなり寂しかったかもしれません。

心配しながら行ったカナダ。
見守りカメラの設定ミスで旅行中様子が分からず、弟にLINEしたら元気に引きこもっとるわと笑われ、部屋に行ったらマーが居なくて不安で気が立ってたのか、慣れてきてた弟にシャー‼︎ して叱られたそうです。
帰って来たら足元スリスリしながらまわってました。

昨日のお誕生日も、一緒に祝ってくれる人がいなくて本当は寂しかったマーのそばで、Tikiと2人でいてくれました。
マーちゃん、お誕生日おめでとうしてよと言うと毛布に包まって目を少し細めました。

今日のKaiちゃんの突然の死で、あんなに頑なに避けられてた両親が、以前のように話しかけてくれてKaiを見て涙しました。
最後まで手のかからん子やったの…と父。
Kaiはおとなしい、利口なわといつも褒めてくれていた両親に戻りました。

マーは何もしてあげられなかったけど、Kaiちゃんは最後までマーのためにたくさん優しさをくれました。

2人を残して逝くのだけは嫌やから頑張るよと口癖のように言っていたから、マーちゃんより先に行って虹の橋で待っててあげないと…と急いだのかもしれません。

老い先短い両親と癌になったマーちゃんと、一緒に居られる時間はもうそんなにないんだから仲良くしなきゃダメだよって仲直りさせてくれたのかも知れません。

一人暮らしの時、辛い事があって泣いているといつもそばに来てくっついてくれました。

Kaiちゃんは最後まで優しい子でした。

Tikiちゃんが時々Kaiちゃんを探しているみたい。
上がった事のない食器棚の上にあがってみたり、いつもKaiがご飯を食べてたリビングの棚の上に上がってみたりしていると父が。

箱の中で眠るKaiちゃんを見せてあげると、クンクン匂って、分かったのかホットカーペットで丸まって寝てました。
いつもならくっついて寝るのにね。

寂しいね。

明日11時にペット霊園に行きます。
実家の歴代のワンコやニャンコがいます。
今日みんなにKaiちゃんの事お願いしました。
突然だったから、びっくりして道に迷うかも…だからお迎えにきてねって。
寂しいはずだから仲良くしてあげてねって。
そしていつかマーちゃんが逝く時にはみんなで虹の橋に迎えに来てねってお願いしました。

何もできなかったから、頑張って明日送ってきます。

長々と話してごめんなさい。
最後まで読んでくれてありがとう。

Kaiの旅立ちを悼んでくれてありがとうございました。