弱虫のボヤキ③ | あしあと

あしあと

人生笑ったもん勝ち。
負けたくない、何事も。

今朝、主治医がいつものように様子を見にきて、昨日の抗ガン剤の話の後から血圧が見た事ない値から下がらない事、始めは笑いながら話してた。
抗ガン剤に関して30年前に受けた精神的なダメージや二回目以降の入院では、結局できずにリタイアしたことなど話した。
涙が止まらなくなった。
そこへ今日の担当ナースが登場。
パートナーシップを導入してるから二人で周ってくる。もう一人は私の受け持ちで名前が書かれてある2年目ナースの女の子。
先輩に促され部屋に入りしばらく話を聞く2人。
その後、話が長くなりそうなので(笑)先生に促され2人は退室。
病理の結果をみてからゆっくり話しましょう。ギブアップした件は初耳だったから、その時の辛さは僕の想像を遥かに超えていたんでしょうね…だったら尚更憶測で話すのはこれでいったん止めて、きちんと結果見て話しましょう。抗ガン剤の専門医に今の状態でするべき最新で最善の方法を探しましょう…と。
溜め込んでいた思いを先生に話して少し落ち着けた私は、レントゲン検査へ。
帰ってきて検温と採血のために2人が再びやってきた。
泣きながら主治医と話していた件には一切触れず。。。
心の声を聞く…ナースの大事な仕事だと思っていた事、ここではやってくれない。
心の声を聞いてくれるのは、ネット上の人たち、数名の友達、家族、主治医。
それだけいたら充分か…そう思い始めた患者です。
1週間程の入院だから、深く関わる必要はないと思っているんだろうなぁ。
ナースにとってはたった1週間の患者でも、患者はこの病気と向き合いながら一生生きなきゃいけないと、体をもって知らされる、そんな1週間に関わっていることを、誰か一人でもわかってくれたらなぁ…と。
弱虫のボヤキでした。
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