就労支援者向け相談技法 1 | 嘉立 智・雇用環境整備士が伝えたい 心の整理術

嘉立 智・雇用環境整備士が伝えたい 心の整理術

一生懸命しているのに空回りしている。こんがらがった糸をほぐすように、心の中の大切な宝物を探します。

私が

どんなことに注意して

相手の話を聞いているのか

お話ししたいと思います



離職理由をたずねた時

嫌な思い出があると

ほとんどの人が

過去の感情と一緒に話をします


このまま話を進めて

新しい仕事を探しても

うまくいきません


なぜなら

嫌な感情から

逃げたいと無意識に

選択してしまうので


できる事も、苦手な事も

冷静に整理できずに

理想の仕事を選んでしまい

マッチングが下がります


※ なかなか理想の職場に

巡り合えるのは

米びつから

最高の一粒の米を選ぶくらい大変です



まずは

過去の感情を切り離す

作業が必要です


「その時は、大変ったのですね」

とか

「そんな事があって、今は〇〇を選択されたのですね」


過去は過去形で語り、

今は、違うあなたがいる

成長している前提で話を進めます。


それでも過去にいる人には

「今のあなたなら、どんな行動をしますか?」

過去の気持ちの整理をしてもらいます。


ここで

大切なことは


あなたは

今、解決できる力があるという

前提を支援者が持っている事です


相談者の感情が

現在

過去

未来

のどこにあるのか?


それはどこに影響しているのか

本人が行きたい方向に

向っているか

質問によって気が付かせて

いきます。


今は?

だったね。

そして


などの言葉を意識しています