心優しい勇者たちへ

 

 

 


「今ここ」に自分を合わせ


「素直な心」にチューニングする


森山華伊です。








ある朝、ベランダの片隅で

メダカの水槽の水換えをしたり

エサをあげながら

ぼんやりメダカたちを眺めていました。







メダカにとって私は、

(第三者から見たら)

生きていくために必要な

環境や食べ物を与えてくれる人

「愛の供給源」

ということになるでしょう。



そして、私にとってメダカは、

スイスイ泳いだり

パクパク食べたりして

私の供給を当たり前に受けてくれる

これもまた「愛の供給源」

といえるかもなぁと思いました。



この当たり前とは…

「生きるために」とか

「ギブ&テイク」とか考えずに

自然なやり取りという意味です。



「もらうに値する自分」とか

「愛されるような自分」とか

そういう「条件」はありません。





メダカは私を

喜ばそうとしているわけではなく…



与えられた環境の中

ただ気の向くまま泳いでいるにすぎない。



私はそんな様子を上から覗き込みながら

しばらくボーっとしていました。







メダカは誰かの役にたとうとしていない。

メダカは誰かに好かれようとしていない。



だけど私は、勝手にメダカから

励まされたり、癒されたり、

教えられたりする。





「自分なんて大したことない」

「自分なんかがやっても意味がない」

「何も秀でたものがない自分は価値がない」

と、自分を酷評している時…



遠い世界にばかり目を向けて

身近なことを疎かにしていたと

気づきました。



ただただ、気持ちよく泳いでいるだけで

周囲は勝手に幸せになっている。



誰かの役にたとうとしなくても

誰かの機嫌を良くしようとしなくても

リラックスしているだけでいいんだ。



それが嫌な人(合わない人)は去っていく。

それがいいという人が

一人でもいてくれればいい。

みんなに気に入られなくてもいい。



自分ではない何者かのように

ならなければ!と頑張っていると…



本来の自分から遠ざかって

自分の気持ちも見失っていく。



メダカは空を飛ばなくていいように

私は誰かのようにならなくていい。



メダカは空を飛べないことを

問題とは思っていないだろう。

誰かのようになれないことを

問題にしているのは自分なんだ。



メダカはメダカ、

私は私でいればいいんだね。



メダカは生きる意味など考えない。

「生きる価値なんかない!」なんていう

発想もない。

「生きるぞ!」なんていう

意識もない。

当たり前に生きているだけ。



意味や価値は

人間が後付けしたものにすぎない。



メダカと私、

ちっぽけな間柄だけど…



勝手に私は

メダカから色々感じて

ここに書きとめるのでした。



 

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「今ここ」に意識を合わせて、


落ち着きを取り戻す。

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本来の自分を取り戻し


喜び楽しむ日々を


送られますように…。



いつもありがとうございます。



森山 華伊


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