心優しい勇者たちへ



「今ここ」に自分を合わせ
「素直な心」にチューニングする
森山華伊です。


 

成果を出さないと

ガッカリされる…

 

目に留めてもらわなければ

存在価値がない…

 

ニコニコ可愛くしなければ

愛されない…

 

 

いつからか私達は、

何かを与えた見返りとして

愛情や関心は向けられると

思い込むようになりました。

 

 

期待に応えないと喜ばれない…

 

いやいや、

期待に応えるのは当たり前、

期待以上のことが求められていると

思わされる出来事が

あったかもしれません。

 

 

今回は、

『与えようとしなくても与えている』

と題して、

「喜ばせないと喜ばれない関係から

喜ぶだけで喜ばれる関係へ

シフトする考え方」

について話していこうと思います。


 

 

  与えないと与えられない

 

 

誰かに喜ばれると

嬉しいものです。

自分の言葉だったり…

 

プレゼントだったり…

 

 

そこに込められた自分の心を

受け取ってもらえたと感じます。


子供の頃は特に

親や親戚や先生など

周りの大人達に喜ばれたくて

(潜在的問題を背負い込み

バランスをとろうとして)

一生懸命でした。


手のかからない「しっかり者」として…

 

皆を笑わせる「ピエロ」として…

 

大人や兄弟を「世話する子」として…

 

困らせる「悪い子」として…

 

存在感を消す「いない子」として…


家庭や学校の中で調整をとるために

何らかの役割を自分に課して

大人達を喜ばせていたでしょう。


それは私達の魂が

歓びを求めているからかもしれません。
 

 

やがてそのうちに…

 

親や誰かを喜ばせなければ

「愛されない」「落胆される」

と思うようになりました。


親や誰かの望みを先回りし

自己犠牲的に尽くしたり、

自分の望みは無いものとしたりして、

自分を後回しにすることが

いいことであると

信じるようになりました。


自分を蔑ろにして

満たされないことよりも、

大人達に喜ばれないことの方が

怖く感じ、

自分に無理をさせてでも

喜ばれたいと思うのです。


ここから次第に

バランスを崩していきます。


親に喜ばれたくて

学校の先生に喜ばれたくて

大人達が喜びそうな自分が

さも本心であるように

演じ始めるのです。


ある時は嘘をつき…

 

またある時には本心を隠し…

 

喜ばせよう、笑わせよう、

安心させよう、褒められよう…

 

というように、

主軸が自分ではなくなっていくのです。


 

人生の目的が、

私は喜ぶ

私はこれが好き

私はこれがしたい

というところから…

人に喜ばれる

人に愛される

人の役に立つ

というように

すり替わっていくのです。



これまで何とか

誤魔化せていたバランスは、

次第に様々な場面で

不具合が生じ始め…

(私達でいうと摂食障害やひきこもり)

 

そこでようやく気付きます。


「私は一体何のために

生まれてきたのだろう?」

 

「生きる意味って何だろう?」

 

 

 

 

  すり替わった目的

 

 

ここからが

崩れた積木を建て直す

サバイバルの始まりです。



自分が自分を生きるために

生まれてきたのに…

 

生きづらさを抱える人の多くは

人生の初期の段階で、

 

「人に喜ばれること」

「人に愛されること」

「人に役立つこと」

 

に目的がすり替わてしまいました。



しかし今、私達は、

自分の中の子供の自分に

次のことを教えてあげる時がきました。



私達が今、

自分の喜びを

生きることよりも…

 

自分の気持ちを

大切にすることよりも…

「喜ばせたい」

「愛されたい」

「求められたい」

「認められたい」

と強く感じているのは…

「自分が自分で在ること」から

「他人に喜ばれること」に

目的がすり替わった

幼い頃に傷付いた自分が

自分の中にいるからです。

 

 

そこでその自分の中の子供に

教えてあげましょう。


 

「もう喜ばせようと

頑張らなくていいんだよ」

「自分の好きなように

自由に生きていいんだよ」

「喜ばせようとしなくても

あなたはあなたでいれば

それだけで喜ばれるんだよ」

「あなたがここにいるのは

心の向くまま

楽しむためなんだよ」


そして…

「そうすることで、結果的に、

自然な流れの中で

多くの人々に喜ばれるんだよ」と…。


このことが腑に落ちるまでには、

色々な反発や疑いや

違和感が湧いてきて

時間がかかるかもしれません。

 

それだけ思い込みを強くしてきた

という、それなりのプロセスが

あるためです。



だけど、いつか分かる時がきますし、

時を待たずして、ひょんな出来事で

呆気なく分かることもあります。

 

 

私の場合も、

「分かった」と感じた10年前に比べて

「分かったレベル」が

年々深まっていく感じがあります。



分かるためには、分かるまで、

何度も何度も自分に教えてあげましょう。

 

分かったと感じてからも

そのことについて

フラグが立っている(伏線)せいか、

「分かったレベル」がその後も

深まっていきます。

 

 

  目的の再設定を

 

 

誰にも喜ばれなくても

自分がやりたいことを

自分のやりたいように

楽しんでやればいい。



喜ばせるために

何か立派なことをするより

何倍も多く喜ばれるのです。

 

 

誰に喜ばれるかというと、

身近な人かもしれないし、

大いなる存在かもしれません。

 

 

大いなる存在とは、

*「神様、ご先祖様、魂、天、宇宙、

ハイヤーパワー、ハイヤーセルフなど」です。

 

* ↑ 自分の抵抗のない言い方に

置き変えてみてください。



私達の仕事は喜ぶことです。

自分で自分を喜ばせることです。


 

何か特別に与えようとしなくても、

すでにあなたは

誰かに与えている人なのです。

 





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本来の自分を取り戻し
喜び楽しむ日々を
送られますように…。

いつもありがとうございます。



森山 華伊


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