心優しい勇者たちへ

 

 

 


「今ここ」に自分を合わせ


「素直な心」にチューニングする


森山華伊です。





先週は、施設にいる母に


面会に行ってきました。




いつもは一人で行くのですが、


今回は姉夫婦が関東から


神戸まで来てくれたので


3人で行きました。




私の両親は再婚同士です。


二人が再婚する前に


それぞれ別の家庭がありました。




父には二人の息子、


母には二人の息子と一人の娘がいました。




後に生まれた私は


一人っ子で育ちましたが、


実は5人兄姉がいるのです。




その内姉だけが今も親交があり、


毎年母に会いに来てくれます。




私が生まれる前の


両親の過去については、


私が大学生だった時に


母から聞きました。




その時はあまりショックはなく、


「やっぱり…」と思いました。




何か人に言えないような事情がありそうだと


子供の時から薄々感じていたので、


妙に納得したのを覚えています。




両親は一緒になるために


周囲にたくさん迷惑をかけてきたから、


自分たちが亡くなった時は、


きょうだいにも誰にも知らせず


直葬して欲しいと


事あるごとに私に言っていました。




2年前に父が亡くなった時、


遺言通り誰にも知らせず


母と二人で送りましたが…




父の5人兄弟の中で


唯一慕ってくれていた妹


(私からみたら叔母)には


知らせるべきだったと後悔しました。




話が外れましたが…




両親は人と付き合うということ


(自分を開示する)を


避けているように感じたのは


このような事情が


あったからなのかもしれません。




両親は10年の恋を経て


一緒になったそうですが、


それでも後ろめたさや、


罪悪感みたいなものは


ずっとあったと思います。


もしかしたら、


償いや自罰的な生き方を


無意識で課していたかもしれないと


思うところがあります。




私が結婚や出産について


それほど願望がなかったのも


どこか関連がありそうだと感じています。




私の恋愛の罪悪感や


女性性への嫌悪感


大人になることへの恐怖は、


両親の抱える見えない自責・自罰の


形を変えたものとも言えそうです。




今の自分が孤独なのは


両親の影響も大きくあると思いますが、


その影響をそのまま受け取ってきたのは


私自身です。




孤独が悪い、両親が悪い、


そう感じ取った自分が悪い、


ということではなくて…




知らず知らずのうちに自分の人生が


このような見えない何かによって


つくられてきたのだということです。




はっきり自覚したのは、


父が亡くなって間も無くの頃でした。


不意にふぅーっと


自分の思い込みによる縛りが


緩んでいくのを感じました。




なんか…


「許された」と感じたのです。




その許しとは、


「私は女性の私でいい」


「幸せになっていい」


という自分への許可です。




私は両親に愛されていたと


今、受け取ることができます。




このような心境になったのは…




時間をかけながら


自分のルーツを理解して


それを受け入れたことによって


癒しや許しの波が静かに


押し寄せてきたような感じがしています。





 

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いつもありがとうございます。



森山 華伊


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