心優しい勇者たちへ



「今ここ」に自分を合わせ


「素直な心」にチューニングする


森山華伊です。

 

 




今回は

『劣等感で辛い時、私が意識すること』

と題し、

「優越感と劣等感のしくみと解消法」

について話していこうと思います。

 

 

 

  批判したくなる時

 

 

優越感と劣等感は表裏一体です。

そもそも自分の中に、

優劣で分ける思考がなければ

優越感や劣等感は生まれません。

(優劣の思考があることが悪い

という意味ではありません)



ある人に対して、

「優越感に浸っている」

「人をバカにしている」

と批判したくなることが

時としてあるかと思います。



批判したくなるということは、

自分の中の劣等感が

刺激されているからなのでしょう。

優劣の思考がニュートラルな状態の人は

優越感に浸っているような人と接しても

批判的な気分にはならないでしょう。

そうだとすれば、

「優越感に浸っている」だとか

「バカにしている」と感じて

嫌な気分になった時は

その人がどうこうというよりも

そう感じた自分の劣等感に

フォーカスしていくことが賢明のようです。

というのも、

他人を批判したり、

他人を変えようとすればするほど

無意味な勝ち負けの世界で

互いに疲弊すると

私の経験からも思うところがあるからです。



逆に、自分の中の劣等感が

小さくなればなるほど

優劣に関する出来事の感度が中和され、

心が平和になるのでしょう。

 

 

 

  忘れがちなポイント

 



「優越感に浸っている」

「バカにしている」

と批判したくなるのは、

自分や大切な人が侮辱され

価値が落とされたと捉えることで

生じる感情だといえます。



しかし、そもそも自分の価値というものは

他人からの侮辱で

左右されるものではありません。

むしろ、侮辱する側のエネルギー(波動)が

落ちるだけであって、

侮辱される側の価値や波動が

それによりどうなるかは、

受け取り側次第です。



そして、どんなに波動が高い時も、低い時も、

その人の価値は変わりません。

あくまでも優劣や、正しいかどうかや、

偉いかどうかではなく

その時に発する波動の性質の違いです。

(固定ではなく常に変動している)



もし、他人の価値を落とそうとする人がいたら…

その時のその人は波動が低くくなっているので、

その人が自分自身にある無価値感を

刺激されるような出来事を

体験することになるでしょう。

これは因果応報や天罰という類いではなく

単純な反応です。

コーヒーと牛乳を混ぜたら

コーヒー牛乳ができるようなものなのです。

良い悪いではありません。



優越感に浸っている人は

人を見下しているように見えますが、

実は劣等感に脅かされている。

…ということは、

「優越感に浸っている」「バカにしている」

と言って怒ったり、落ち込むことはないのです。

自分の価値は何ら変わらないのだから。

 

 

 

  自問自答で掘り下げる

 

 

怒ったり、落ち込む必要はない。

それはそうなのですが…

「怒ってはいけない」「落ち込んではダメ」

という意味ではありません。

「怒る必要はない」ということを知った上で

心に湧いてくるまま怒りましょう。

心の向くまま自由になりましょう。

怒りは自分への大切なサインです。

「何で腹が立つのだろう?」

「何がショックなのだろう?」

「どう扱われたかった(言われたかった)のだろう?」

…など自問自答して

自分の中の劣等感を見つける。



腹が立ったり、ショックを受けるという

痛みの反応があるということは、

自分の中の劣等感がそう反応させた

(腹が立つ出来事として認識した or

腹が立つ出来事を起こした)わけですから、

これを逆手に活用していきましょう。

(「手放しなさい」と高次の先ゆく自分が

現地点の自分に痛みを使って

サインをくれていると

私はイメージしています)



自分が優越感に浸っている時も同じです。

「何を自分は負かしたいのだろう?」

「何を隠そうと躍起になっているのか?」

「どう扱われたい(言われたい)のだろう?」

…など自問自答してみましょう。



どちらにしても、くれぐれも、

「劣等感や優越感をもってはならない!」

とならないように。

そして、侮辱されたと感じた時、

「怒ってはいけない、落ち込んではダメ!」

とならないこと。



他人から見下された時も、

他人を見下している時も、

フォーカスすべきは他人ではなく自分。

自分の劣等感や優越感と

ニュートラルな心で向き合っていくうちに

自分を丸ごと

認められるようになるにちがいないと

私は信じています。


 

************

「今ここ」に意識を合わせて、


落ち着きを取り戻す。

自分にとっての


「ちょうどいい」(中庸)を


見つけるメールマガジン


『ハッピーミーンのススメ』を


お届けしています。



★登録ページはこちらです。
https://resast.jp/subscribe/166735/1990121


本来の自分を取り戻し


喜び楽しむ日々を


送られますように…。



いつもありがとうございます。



森山 華伊


************