心優しい勇者たちへ



「今ここ」に自分を合わせ


「素直な心」にチューニングする


森山華伊です。

 

 


我慢や痛みを伴う努力は、

報われないことが多い気がします。

「◯◯しなければ」が動機となり、

ともすると執着になっていくからです。

この「我慢努力」をしている時というのは、

「不快」になるような出来事を

引き起こしやすくなっています。



それに対して、夢中になったり

好奇心から追究するといった

楽しみを伴う努力は、

報われることが多いようです。

「◯◯したい!」が動機となり、

ワクワクの高波動になるからです。

この「夢中努力」をしている時は、

「快」になるような出来事を

引き起こしやすくなっています。



「我慢努力」と「夢中努力」は

同じ努力でも…

エネルギーの動機による性質により

現実が違っていくのです。



人を励ます時に私たちは、

「頑張って!」と言ったりしますが…

人や時により、

「我慢努力」と捉える場合と、

「夢中努力」と捉える場合があるかと思います。



励ます方と励まされる方の

両者の「頑張る」の定義が違うと、

誤解が生じることがあるので、

気を付けて使いたい言葉です。



ここでは、「頑張る」を「夢中になる」

という意味で話を進めていきたいと思います。



この「頑張る(夢中になる)」ということは、

楽しくやっているので、

時間や周囲を忘れて集中している状態です。


集中している状態とは、

「高波動の状態」

「心の向くままの自由な状態」です。

これは、

「幸せな未来を引き寄せているモード」

とも言えるでしょう。



…ということは、

頑張ることはいいことなのです。

多少の無理があっても、

気持ちがいい程度なら頑張っていいのです。

ストレッチ運動のように

少し負荷をかけながら、

徐々に身体を柔軟にしていくことは、

運動に限らず他の分野でも

よく使われる可能性を広げる方法です。



ところが、これが行き過ぎてしまうと、

「我慢努力」になってしまいます。

頑張りたいと思うことは頑張る。

ただし、頑張り過ぎない程度

(楽しめる範囲)が大事だと思います。



ここまでは「楽しい努力」だけど、

ここからは「苦しい努力」だな…

という境界線があります。

義務感になっているな…

心よりルールや儀式になってるな…とか。



その境界線が来そうだな、超えているかもな、

と感じたら一旦ストップしましょう。

ストップの意味は、

休憩することや、

中断し他のことをやることや、

ペースを落とすことなどです。

どれでもいいので、一旦緩める、

バランスをとることです。

ここの境界線についてはその都度、

臨機応変に自分で判断しましょう。

「自分にとってのちょうど良さ」は、

自分にしか分からないからです。



「何もしたくない」「とにかく休みたい」

という人は、気が済むまで休みましょう。

今できる範囲で、

心地よいと感じる程度に休むことを頑張る。



「頑張っていいんですよ」

「頑張りましょう!」と言われても、

自分がそれをやりたくないなら

やらなくていいのですし、

やりたいと思ったなら頑張ればいいのです。



他人から

「こうするといいんじゃないかな」

「こうしてみましょう」と助言されると

「嫌な気分になる」という人は…

どこかで

「言われたことには従わなくてはいけない」

という思い込みが強いかもしれません。



ほとんどの場合は小さい頃、

親や周りの大人に口やかましく指図され、

その通りにしなくてはいけなかった人…

また、自分の価値観に目を向けることを知らず、

親の価値観で全ての選択をするしかなかった人は、

その傾向が強いようです。

中には、「すぐ質問したくなる」

「自分で決められない」

「人に許可をもらわないと何もできない」

という人もいるかもしれません。

そういう場合は、

小さなこと(できる範囲)から

「自分で決める」練習を

コツコツ重ねていくと、

どんどん人生の舵取りが自分に戻ってきます。



頑張りたいことがない人は

「好きなこと」「ワクワクすること」を

やってみましょう。

頑張りたくなければ、

頑張らないことを頑張る。

どちらにしろ頑張る(自分の心の声を聴く)。



今、私はこの記事を書いているのは、

今、書きたいから書いています。

だけど、

「自分と向き合いたい」と思ったら、

集中して内観をします。

「メダカを見たい」と思ったら、

夢中でメダカを眺めています。

「ピアノ弾きたい」と思ったら、

真剣にピアノを練習しています。

ピアノが壊れていて

音が鳴らないところがあるので…

「鳴りやすい音域に変えて弾く」をやってます。

今あるもの、

今できる範囲で、

今やりたいことをやる。

ピアノが買えるなら買っていいし、

買わなくていいなら買わなくていい。

自分のやりやすいようにすればいい。



やりたいことをやる。

こんなことやってもお金にならないし…

こんなことやっても上には上がいるし…

こんなことやっても認められるわけじゃなし…

と思うことは私もあります。



だけど、そうではありません。

何かに夢中になる、

何かを楽しんでいる、

何かと丁寧に向き合っている、

そういう時の自分から発するエネルギーこそが、

幸運を呼び込んでいるのです。



目に見える損得よりもっと大きな視野で捉える。

本当に望んでいる願いを叶えるためには、

夢中で何かをやること、

一生懸命頑張ることなのです。



そうしているといつの間にか、

他人(=自分)からの評価やジャッジ、

劣等感について意識しなくなっています。

罪悪感や不安や恐れ、

嫉妬などの苦しみからも遠のいて、

自由に自分の世界を満喫できるようになります。

そうなれば、幸せは追わずとも

後から当たり前に付いてくるのです。

 



 

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「今ここ」に意識を合わせて、


落ち着きを取り戻す。

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送られますように…。



いつもありがとうございます。



森山 華伊


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