心優しい勇者たちへ
「今ここ」に自分を合わせ
「素直な心」にチューニングする
森山華伊です。
今回は、
『願望達成を邪魔するものの正体』
と題して、
「観念を変える方法」
について話していこうと思います。
現実を創るモト
望まない現実を創る観念
（思い込み・マインド）
のことをブロックと言ったりします。
いわば、心のブレーキのこと。
望まない現実を創る観念
とは…
自分の望みが叶うことを
邪魔している思い込みのことです。
そして、良くも悪くも
現実を創っているのは
この観念によるところが
大きいと言われています。
望まない現実を創る観念を
持ったまま、
望む現実にしようと
いくら頑張っても
なかなか叶わなかったのは
当然のことだったと言えます。
逆に、この観点でいくと
ブロックを外していくことさえできれば、
当然望みは叶いやすくなるはずです。
つまり、
ブロックを外すということは
どういうことかというと…
願望達成を邪魔してる観念を
変えるということです。
例えば…
「自分をアピールしてはいけない」
「人の引き立て役にならなければいけない」
「できないふりをしないといけない」
という観念があると、
・自分で自分の才能や魅力を認める
・人から自分の才能や魅力を認められる
という現実が
ブロックされてしまいます。
ということは…
「自分をアピールしてはいけない」
という観念を手放して
「自分をアピールしてOK」
（＝心の向くまま表現する
＝ありのままの自分で生きる）
という観念に変えればいい
ということが見えてきます。
それができれば、
邪魔するものはないので
自分の才能や魅力は
自分でも、人からも、
認められるようになるでしょう。
変わることの壁
ここで注意してほしいことは
「ブロックを外す」
「観念を変える」
というのは…
そういうブロック（観念）を
持っている自分が悪いとか、
なかなかそれを手放せない自分が
悪いのではありません。
人は、何かを変えようとすると、
まず、抵抗や反発や違和感を
感じるのが普通です。
今までの慣れ親しんできた
思考や行動のパターンを変えるのは
誰でも始めは不安や恐れを
伴うものなのです。
そして、
そういうブロック（観念）を
持つようになったのも
それなりの理由があったのです。
だから、
なかなかそれを手放せない自分や
そもそもそれを持っている自分を
責めないようにしましょう。
生き延びる術（すべ）として
必死に編み出した知恵を
自分だけでも肯定してあげましょう。
ジャッジせず、俯瞰して、
ただ、理解していくことが大事です。
観念を新しく創る
望まない現実を創る観念を
見つけて、捨てて、
望む現実を創る観念に変える。
自分を苦しめる観念を
見つけて、捨てて、
自分を喜ばせる観念に変える。
それだけです。
「綺麗でないと愛されない」
という、
自分を思い詰めるような観念を
見つけたのだとしたら…
「綺麗でないと愛されない
とは限らない」ということに
気付いたのだとしたら…
そして、
「私の存在そのものが愛されている」
ということを感じたならば…
それを常に思い出して、
自分に馴染ませていく。
引き戻されることもあるでしょうが、
自分を大切にできる観念の方を
また選び直せばいいのです。
たとえその時は選べなくても
（前の観念にどっぷり浸かっても）
どこかでそれを自覚できていれば
大丈夫です。
「そんなことだけで
現実が変わるんですか？」
と言われたりしますが、
変わります。
ただし、
人にやってもらうのではなく、
自分で決意を持って
やり続ければ、必ず変わります。
本当に馴染んで、
それが普通になって、
忘れた頃に…
変わっていたことにふと気付き
ハッとする感じになることを
私も何度も体験してきました。
自分の観念が
自分の現実の全てを
創っていることを
あらためて思い知らされるのです。
理性（思考）では、
「太っているから痩せなきゃ！
我慢しなきゃ！」
と考える。
一方感情では、
「食べたい！」と思う。
すると、潜在意識では、
フォーカスする方（気にしている方）の
「食べる」イメージをする。
（脳では「食べない」イメージも
「食べる」イメージも一緒）
だから現実は、
「食べる」を選ぶ。
この現実を変えようと思うなら
「我慢」して「食べない」では
無理があるので…
（潜在意識の力は
意志の力に比べとても強い）
「太っているから痩せなきゃ！
我慢しなきゃ！」の
思考をつくっている観念、
例えば、
「太っていると愛されない」
「痩せれば許される」
といった観念を
見直してみるのが
一つの切り口になります。
あるいは、潜在意識が
「食べる」イメージではなく
例えば、
着たい服を着て
「ワクワクする」イメージ
になるような感情を
先に感じるのもいいと思います。
我慢ではなく
「楽しい」イメージをするので
無理がありません。
現実を変える切り口の
一つ目は「観念を変える」
二つ目は「イメージを変える」
をあげましたが、
この二つ目は、正しくは、
楽しいことにフォーカスし続けるうちに
いつの間にか観念が変わり
自ずと現実が変わっていた
という流れなので、
一つ目の「観念を変える」
と結局は同じです。
切り口は違っても
どちらも、観念が変わったから
現実が変わったということは
共通なわけです。
冒頭で、
望まない現実を創る観念のことを
ブロックというと説明しました。
このブロックを
一つ一つ見つけて
変えていくという作業は
気が遠くなるような大変さを
感じるかもしれません。
しかし、観念というのは
一つの物事に対して
一つでできているのではなく
たくさん入り組み合い
繋がっているものです。
一つブロックが外れると
他も連動して外れるということは
珍しくはありません。
それに、ブロックがあったら
幸せになれないなんてことも
ありません。
ブロックはあってもいいのです。
そのブロックがあるからこそ
他のバランスが取れている
ということもあるわけなので…。
でも、そのブロックがあるから
望む現実はどうしても叶わない
というブロックもあるのです。
だから、もし、
ブロックがあることで得られている
そのバランスを崩してでも、
自分の望む現実を叶えたいと思うなら…
願望達成を邪魔しているブロックは
見つけたら、変えていくべきだと
思うのです。
自分らしく生きたい人は
自分らしさが認めてもらえない
という現実を創るブロック（観念）を
見つけて、捨てる。
例えば、
「どうせ私なんか…」と拗ねる気持ち、
褒め言葉を
「どうせみんなにも言ってるんでしょ」
と捻くれる気持ち、
こういうのは幸せを遠ざける
（受け取れない）観念です。
捨てましょう。
どうやって捨てるのかというと…
「もうこんなふうに思うのはやめよう」
と決心することです。
当然、一回で捨てることは
難しいでしょう。
その観念が浮かんでくるたびに
それを自覚して、
「やめようと決める」というのを
何度も何度も繰り返します。
そうする一方で、
「自分らしさが認めてもらえる」
という現実を創る観念を
新しく積み上げていく。
例えば、
「結果よりプロセスで
心を込めることを
自分は大切にしたい」
という観念が
自分にしっくりくると感じたら
それを軸にしていく。
そしてそれを
頭に身体に馴染ませ定着させていく。
望まない現実を創るも
望む現実を創るも
言うなれば自己暗示です。
自覚さえできていれば、
ハンドルを自分で握って
行きたいところへ自由に
行くことができるのです。
それが、ブロックを外す
ということです。
この世の全ては
それぞれ自分の観念を通して
感じ取っています。
苦しさを生む観念ならば
その観念を変えればいいのです。
観念さえ変えれば、
思考も、感情も、行動も、
全部連動して変わります。
現実を変える仕組みは
とてもシンプルです。
シンプルなのですが…
取り掛かるまでの決意は
一筋縄ではいかないかもしれません。
（私がそうでした）
何年も、何十年も
持っていた観念なら尚更です。
でも、最後に
敢えて言いきって
お伝えしたいと思います。
現実を変えるためには
自分（＝他者）と向き合う勇気と
気付くための素直さと
決める覚悟と
希望を見出す信念と
続ける努力が必要であると。
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送られますように…。
いつもありがとうございます。
森山 華伊
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