心優しい勇者たちへ



「今ここ」に自分を合わせ


「素直な心」にチューニングする


森山華伊です。

 

 

 




今回は、

『あなたは悪くないと言われたい時』

と題して、

「自己対話のやり方」

について話していこうと思います。

 

 

 

  サインに気付く

 

 


私が摂食障害を

長いこと手放せなかったのは…


「私は悪くない」ということを

自分に証明したかったのかもしれないと

思うことがあります。



または、

母に世話を焼かれる役割でいることで

(無意識でです)

母と繋がっていたかったのかな…。



親を超えたらいけないと、

思い込んでいたかもしれません。



大人の女性になったら

悲しませると…



そう人生初期のどこかで

感じていたのだろうと

思います。

(両親もどこかで

恋愛や結婚に対し

罪悪感をもっていたと思うので

無意識のうちに私も

同じように罪悪感や嫌悪感を

抱くようになったのだろうと

今となっては言語化できるように

なりました)




母が実際のところどう思っていたかは

あまり重要ではなく、

私がどう感じて、

それがどんな観念になり

影響を受けているのかの方を

見ていく必要があるかと思います。



ずっと同じところを

グルグルしているのは、

罪悪感を打ち消したいだけだった

のかもしれません。



私たちの多くは

不快な出来事にあった時、

「何かの罰だ」

と思うことがあります。



つまり

不快な出来事と同時に

「自分が悪い」

という罪悪感が

自動的に発生しているのです。



そのためか、

何年も何十年も

怒りや恨みが

ずっと続いていたりするのです。



何のためかというと、

「私は悪くない!」

と思いたいため。



なぜそう思いたいのかというと、

「私が悪かったのかな…」

という罪悪感があるから。



だから、

いつまでもモヤモヤが消えない場合は

「罪悪感」に焦点を当てると

いいのではないかと思います。



モヤモヤが長引く時は

罪悪感を自分に知らせてくれる

サインとみましょう。

 

 

 

  打ち消したい

 

 


「あなたは悪くない」

と言われたいのはなぜか?



「相手が悪い」

「環境が悪い」

と言われたいのはなぜか?


それは…

「自分が悪いのかも…」

と思っているからです。



罪悪感を打ち消すために

そう言って欲しいのです。



でも多くの人は、私も含めて、

自分の罪悪感を打ち消すために

愚痴を言っていることに

気付いていません。



なぜかというと、私の場合、

「認めたら終わりだ、負けだ」

と思っているからです。

そこに

「許せない」何かが

きっとあるのです。



でも、罪悪感は

「自分を苦しめる思考」です。

認めて解消しないと

グルグルのループから

抜け出せないままに

なってしまいます。




自分の中の罪悪感を認めて

解消するのではなく

「私は悪くない」

ということを証明するために

「あなたは悪くない」

と言ってもらおうとしたり…


「あの人や世の中が悪い」

ということを証明しようとするのは…



本質から目を逸らしたい何かが

あるからかもしれません。




自分が自分で

自分の罪悪感を見つけて

解消しない限り

自分の罪悪感は消えません。

だから、モヤモヤし続け、

良くなるものも良くならない。



不快な出来事にあうたびに

同じ話をして

「あなたは悪くない」

という言葉をもらおうとします。


でも、それでは

モヤモヤは真から晴れないのです。


だから、

自分の中にある罪悪感を

見つけて解消しましょう。


 

 

  罪悪感を解消する

 

 

 

例えば、

「ある出来事があって」

モヤッとした。



「イライラする出来事があった」

のではなく…


「ある出来事」があって

それに自分が反応し、

「モヤッとした」

という捉え方は建設的です。


このように

「出来事に善悪はない」

というのが分かってくると

「自分で現実を変える」

ということが

考えられるようになります。


そしてもし、

モヤモヤがいつまでも続くようなら…



「スッキリしないのは

まだ何かあるんだな…」

と、さらに掘り下げていく。

(自分を責めないように)



掘り下げていくうちに…



すごく落ち込んで

さらにモヤモヤしてきたとしても

それはそれでよしとします。


人は沈んで底に突き当たると

またそこで何か気付きます。

「これは、罪悪感かな…」

そして、

「何に対する罪悪感なんだろう?」

とまた疑問が出てきて

掘り下げていく。

自己探求です。



例えば、私の場合、

「自立したら寂しがられる」

という気持ちが出てきました。

そして、気付きました。


自分が成長して…

親を超えて…

大人の女性になったら…

親が寂しがる。

生きがいである私が離れたら

喪失感のあまり

死んでしまうかもしれない。

だから私はこのままでいなきゃ。

でもそうすると

自分を抑えないといけない。

女性であることを隠さないといけない。

好かれないようにしなきゃ。

子供のままでいないといけない。

成功してはいけない。

自分の気持ちは言わない方がいい。

人の後ろについていかないと。

(前に出ちゃいけない)

自分の自然を押し込めないといけない。


そうか!

こんなふうに

思い込んでいたのか!

このルールが

私を苦しめていたのか!

ということが、

分かっていきました。


我慢したくないけど

我慢しなきゃいけない。

しまいには…

我慢が当たり前になるにつれ

我慢していることにさえ

自分でも気付かない。



そして…



「相手を優先しないと

罪悪感が湧いてくる」

という神経回路が

根強いものになっていきました。



これは私の例えですが、

こういうことに気付いたら、

次はその罪悪感を解消しましょう。

解消法は自分との対話です。




「相手を優先することは善なのか?」

「自分を優先することは悪なのか?」

自分の気持ちを優先したことで

相手の期待に応えられなかった時

「自分が相手を傷つけた」

ということになるのか?



相手が相手自身を優先したことで

自分の期待を裏切られたと思う時、

「相手に傷つけられた」

ということになるのか?



冷静に振り返ってみましょう。



「出来事に善悪はない」

という前提があれば、

あとは自分の罪悪感を

解消するだけです。



「いつから?」「なぜ?」

といった詳細は

分からないままでもOKです。

犯人捜しをすることが

問題解決にはならない

と思うからです。



私は昨年父が亡くなり、

その後、母は施設に入居し、

家族と離れ離れになってから…


摂食障害だった当時、

自分に何が起きていたのかの

真相が分かったような気がして

腑に落ちました。

今までさんざん自己分析して

分かっていたつもりでしたが、

両親との別れで

さらに深まった感じがします。



このように、

今はよく分からなくても

ずっと後になって

その人が受け取れるタイミングがきた時

分かることもあるのです。



そのタイミングは

人それぞれで…



早いから偉い、

遅いから悪い

ということではありません。



私の場合は、

「出来事に善悪はない」

というハッピーミーン(中庸)が

自分に根付いてきたことで

もたらされたと感じています。



とにかく、

人生のどこかで何かがあって、

「我慢しなきゃいけない」

と思い込むようになり

それが現状をつくっているのかも…

ということさえ分かっておけば

大丈夫です。

自覚があれば

引っかかりができるので、

それが目印になり

迷子にはなりません。



そして…

「モヤモヤして辛かったけど

それがあったお陰で

自分を堰き止めていたことに

気付けた!」

と思うことができるようになると…


「気付かせてもらってありがとう」

という気持ちになったりします。



「出来事に善悪はない」

というニュートラルな

ハッピーミーンが

またそこで育ちます。


そしたら…



「相手の意見も尊重しつつ

自分の意見も言ってみようかな。

自分の意見を言って

たとえ反対されても

自分が悪いとか

間違っているとかではないんだ」

と思えるようになった。


「自分に準備が整うと

受け取れる」

と言われますが、

まさにこんな感じです。


「変えよう、変えよう」と

頑張ってそうなったのではなく、

ある気付きをキッカケに

色々な不具合が自然に

自分にとってちょうどいい感じに

なっていきます。




ということで…

ある出来事にモヤモヤしたことで

見つけることができた罪悪感。

結局、苦しみの根源には

何らかの罪悪感に行き当たるのです。

できる範囲とペースで

掘り下げていきましょう。







先週からモニター募集している

タロットメール鑑定は、

自分の無意識と繋がり

深層の自分と対話しながら

気付きを促すことを

目的としています。



未来は決まっているという前提の

いわゆる「当てる占い」ではなく、

あくまでも

「答えはその人の中にある」

「未来は変えていける」

というスタンスですので

安心してご活用くださいね。



ご興味がある方は

こちらからどうぞ。

https://resast.jp/inquiry/101351


 

 

************

「今ここ」に意識を合わせて、


落ち着きを取り戻す。

自分にとっての


「ちょうどいい」(中庸)を


見つけるメールマガジン


『ハッピーミーンのススメ』を


お届けしています。



★登録ページはこちらです。
https://resast.jp/subscribe/166735/1990121


本来の自分を取り戻し


喜び楽しむ日々を


送られますように…。



いつもありがとうございます。



森山 華伊


************