お盆になって、高速道路も混雑してきました。

自分は通勤のため、毎日、高速を使っているのですが、

頭の中では、いつも考え事をしていて、時々、前の車にぶつかりそうになります。

危ないですね。

でも、頭の中の独り言は止まりません。

考えてみると、無心になれたことってない気がします。

普通の人って、どんなんですかね?

あんなに平気でいられるのは、頭の中がからっぽだから?

いや、違うと思う。

普通の人もきっと、同じなんでしょうね。

頭の中では、いつでも不安や恐怖がグルグルグルグル。

でも、顔には出さずに、普通をけなげに演じている。

強いですよ、みんな。

僕は、劣等感でどうにもこうにも困ります。

そんなわけで、たまにガードレールに無性にぶつかりたくなるけど、

それも誰かに迷惑かかるかなと思い、生きてます。


ふふっ。


自嘲の笑みが、最近増えた気がします。

一人でニヤニヤ笑っていると、周りの人はやさしいから、『疲れてるのだろう』と、見ない振りをしてくれます。

ごめんなさい、甘えてしまって。

もう大丈夫。外には出しませんよ。

ほら、普通の顔になったでしょ。


では、また。



会話はめんどうくさいです。

ひとつの感情を話すのに、いくつも説明しなきゃならないから。

「地下室の手記」について話すとき、知ってほしいのは、ドストエフスキーじゃない。

それを読んでる自分という外殻についてでもない。(なんて、俗な思考。地の底に投げ込まれるべき)

共感したことこそ知ってほしいんです。

でも、たいてい、そこに至る以前に疲れてしまいますよね。

だから、自分は無口です。


だいたい、言葉なんて、貴方と私の辞書が共通である保証なんてないでしょう。

自分は回りくどい言い方をします。

誤解を生まないように、慎重に。

描線の積み重ねはいつか、人物の輪郭を描きます。

ちゃんと同一人物になってる?

確認しよう、確認したい。

お互いに脳味噌交換できればいいね。


ともあれ、さっさと済ませようとする人が多くて困ります。

貴方から送られた圧縮ファイル。当方では、解凍できません。

まずい、フリーズしちゃった。

何か言わなきゃわかっているけど、肩口押さえ込まれてるみたいで、言葉が出てきません。


そんな日常の会話。



休日は嫌いです。

無理にでも用事をつくって、外出しなきゃいけないような気になるから。

たまたま、今日みたいに用事がないと。

ほら、外に出たくなくなってくる。

明日は、きつくなるでしょう。


人に聞くと、休日は遅くまで寝ているとか。

安眠できるって素晴らしいですね。

とくに自分は布団に入ったら、すぐ眠れる人に憧れます。

最低2時間は寝付けないから。


布団に入って、目を閉じていると、脳が麻痺していくのがわかるんです。

脳の表面から血がなくなって、スポンジのように乾いていくんです。

脳幹はまだ起きているのか、どくどくと拍動していて。

手足は、感覚はあるのですが、命令系統がやられるのか、そのうち身動きできなくなります。

でも、思考は繋がりを保っています。

しばらくすると、脊髄を熱いパルスが下降していって、両足を跳ねさせます。

こんな状態で寝るのは、とても苦労がいります。

ひきこもりを止めてから、ずっとです。

無理してるんですかね。

まぁいい、まぁいい、まぁいいや。


帰省ラッシュが始まったそうですね。

大変でしょうけど頑張って下さい。

では、また。