『恋する小説家』 | リンガルスを放し飼い

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ネタバレなしの毒吐き映画レビュー

2011年の邦画。

監督は、上田慎一郎。

 

いや~、今日はさすがに映画を観る時間が作れそうにないから、『上田慎一郎 ショート―ムービーコレクション』の中から、

 

『恋する小説家』

 

を紹介するよ!!

 

夢か~。いつまで追いかけていいか難しいよね。

俺にだって、

 

小説家になりたい!!

 

って、夢だけはあるけどさ(笑)

実現の可能性は、低いと言わざるを得ないね。

 

この映画で、作品の登場人物が、自分を訪ねて来る!!

って、話。古いけど、平井和正と彼の作品『ウルフガイ』の主人公犬神明を思い出してしまった。

 

あるとき、「犬神明」を名乗る人物が、平井氏を訪ねて来る。

普通はそんなの相手にしないんだが、平井氏は会話をしていくうちに

 

こいつ、本物の犬神明だ!!

 

って思っちゃうんだよ。そして、その後雑誌で対談とかしちゃうんだ。

いやいや、あり得ないでしょ!?

って思うんだけどさ。

彼は本気だったようだ。

 

さて、作品の話に戻ろうか。

そんな感じで、自分の小説の作品の登場人物が訪れるんだけど…。

これ以上は、ネタバレになるから言わない。

 

ショートムービーってどんな感じかと思っていたんだけど、結構面白かった。

やっぱり奥さんであるふくだみゆきの絵が、ふんだんに登場するね(笑)

あと、ヒロインが実は、秋山ゆずきだし(笑)

まあ、名義は橋本柚希ってなってるけどさ。

彼女がここから、『カメ止め』までどれぐらい成長したか楽しむのもいいだろう。

 

そんな感じで、色々な楽しみ方ができるね。

まあ、ショートムービーだからな。

3点ぐらいあげておけば、妥当なところではないだろうか。