もう一度観に行こう、と決めてから、またソワソワ落ち着かない私です


昨日の公開記念舞台挨拶、

ノーカットの動画はまだ見つけられず、短い動画とネットの記事だけの情報だけど、

またソワソワが増します


この映画のイベントでは初めて出演の浅野忠信さんと三田佳子さん、お二人の話ももっとじっくり聴きたい


三田佳子さんの

「突然、真ん中に出て来て、全てを表現して消えていかなくてはならない、難しい役」だったという言葉に、

なる程、確かに、と感心


こういう役者さんの想いを聴くと、腑に落ちる事ってあるよなぁ、と思う


でも私は、

最初に観たときの感覚も、

二度目に観たときの感情も、

原作を読んでからの気持ちも、

いろんな情報を得てからの見方も、

みんな自分、大事にしたい

と、思っている(そのうちに忘れることも多い・・・)


この舞台挨拶で原作者吉田修一さんの手紙が紹介されました


その言葉も、その後の福士さん、松本さんの言葉も感慨深くて、

いい舞台挨拶のように思いました


大森立嗣監督の情報があまりなかったので、

是非ノーカット版が見たいです


以前、この映画の予習と思って観た「さよなら渓谷」でもそうでしたが、大森監督は何も答えを出さずに、ただ「何かを感じて!」と言ってるような気がします


演じている側にも

「自分の感じたまま、自分のタイミングでいいから」というような演出らしいので、

目指す完成形が決まっているわけではないのかなぁ


「湖の女たち」にどっぷり浸った後、大森監督の他の映画も観てみよう


舞台挨拶の最後の福士さん

「何より、隣で松本さんが佳代としていてくれたことが大きかったです。撮影中は(役作りのため)まったく話しませんでした。このキャンペーン中にわかりましたが、彼女はすごく不器用だけどめちゃくちゃ熱いものを持っている人。そのエネルギーとピュアさが、佳代という存在にリンクしました。そばにいて、人間的で美しいと感じます。松本さん、ありがとうございました」

と、松本さんを泣かせてしまいました


不器用で熱い、から

「話し出すまでは(一生懸命考えてるから)長くて、でも話し出すと想いが溢れて長くなる」松本さんを自然に、感動的に、フォローしてるなぁ、福士蒼汰さん!

と思いました