辞書編集部主任は
馬締(まじめ)さん


「彼(馬締)は、マジメだから」
奥さんも、友人西岡も言います


「あなたは、真面目だから」

この回に出てくる
夏目漱石「こころ」の一文

【真面目】①本気であること。うそや冗談でないこと。②まごころを込めること。誠実なこと。

だそうです

ルールを守る堅い人、
みたいなことは書かれてないんだ〜、と思いました

夏目漱石かぁ~
意外と読んでない
「坊っちゃん」
「吾輩は猫である」
「夢十夜」
・・・位かなぁ

「こころ」か「草枕」で
挫折したような気がする

ドラマの馬締の友人西岡は
元辞書編集部員
「こころ」を読んで
そこに出てくる遺書が
「長くて超ウケた」と言った事がずっと編集部の語り草になっている、らしい

そして、主人公岸辺みどりの
「生きてるって、変わるってことなんだ」という一言に
みんながハッとするシーンも印象的

編集部の、言葉を大事にする、
というか言葉を発した人の思いを推し測るような雰囲気
いいなぁ、と思うと同時に
皆に見透かされているようで
こういう所では
素直でいなきゃな、って思う


福士蒼汰さん主演の
私が大好きなドラマ
「神様のカルテ」
主人公の医師、栗原一止は
夏目漱石を敬愛していて
いつも「草枕」を読んでいる

第4夜(最終回)に
漱石の言葉として
「真面目とは、真剣勝負のこと」
という台詞が何回か出てきます
その使われ方が凄く好きです

今度「こころ」と「草枕」
読んでみようかな