今回の監督という作業が

楽しくてしょうがなかった、

というのが溢れてる福士蒼汰さん


そんな福士さんを見てたら、

凄すぎて遠い存在になっちゃった、という気持ちがなくなった気がする


「私の好きになった人は、やっぱり凄い!」気持ち全開!


この座談会では、

福士さんと森崎ウィンさんが、

他の3人にいろんな事訊きたい、自分の事も話したいと

テンション高めで

千葉雄大さんと仲里依紗さんは、ちょっと圧され気味でした


いいシーンが撮れた時は、

ホント、楽しいと話す森崎さんと福士さん

「イツキトミワ」のイツキの泣きのシーンの話をする二人を見ているだけで、こっちも幸せになる


監督インタビューの中では

感情が動き終わった後の、もう一個先がみたくて、と言ってた

たぶんこのシーンみたいなこと


4人それぞれの違いも面白くて、

アドリブの話、ト書の話、音楽の話、段取りの話、編集の話などいろいろ、楽しかったです


福士さんは最初、脚本を書くつもりはなかった

3/3の監督登壇イベントで

プロデューサー曰く

「初顔合わせで渡されたプロットがしっかり物語の形になってた」

で「脚本も書けるよね」になったそうです

そして「判断と決断、直しが早い監督、ディテールにはこだわるけど、そこから先が早い」だそうです

嬉しい、福士さん楽しかったんだろうな、と思う


他の3人が、監督として

自分の気持ちを「伝える」のが難しかった、という中で福士さんは

「どうしたら伝わるかな、って普段から考えてる」

伝えて

「俳優さんの演技が変わって行くのが嬉しくて」と言う


作品のテーマについては

「ヤングケアラー」とか

「立ちんぼ」を扱っているけど

そこを描こうとは思ってない

そういう人達は普通にいて

ある種、それを隠して生きている

でもそれは当たり前の事で

自分たちはそれを乗り越えて生きている

そういう人達が出会ったらどうなるか・・・、と


居酒屋でのミワの言葉を思い出す

「なんか不公平じゃない?

死んでもいい、って覚悟持ってる人が、その位強い人は、それ位の試練を与えられてる・・・」


密着映像の中ではテーマについて

「暗いんだけど明るさも、あるんだけど結構ドン底、みたいな

俺のイメージじゃないけど、俺の一部」と言ってた


「死」って意外とすぐそこにある

それを大それて描くのではなくて、なんとなく描いていく

そんな中で人は生きているよね

それが日々の決断になってる

それをなんとなく描いていく


プロデューサーに理由を描かなくていいのか、って言われたけど

それは観てくれた人、それぞれでいい


私はここでわけもわからず号泣しちゃったんだなぁ~


福士さん、

「正直、俳優やってる時より楽しい」って言っちゃってる


密着映像でも言ってたけど

自分らしく居られる

何かをトーソツするのも好き


もう次のプロットが出来てる


・・・


このまま監督だけになったりしないでね

私は、あなたをみていたい


別の意味で「遠い人」にならないで