日曜夕方、いつも通り(ちっちゃな)仏壇に焼酎(義父は鹿児島の人だったので)を供えながら手を合わせて

「今回は最終回までお付き合いさせていただきますので、どうか遊川和彦さんの脚本を私が楽しめますように!」

と、お願いしました


実は今回のドラマの発表まで、私は脚本の遊川和彦さんを知りませんでした

「GTO」「家政婦のミタ」は知ってるけど興味なかった

遊川和彦さんの脚本と知らずに観た「女王の教室」「過保護のカホコ」「となりのチカラ」「家庭教師のトラコ」は初回途中で断念、という状況


でも「アイのない恋人たち」は

面白くなくても

最終回まで録画して

ディスクにも落とす!


!!!

ここで衝撃の記事を発見

パナソニックがBlu-rayディスクの生産終了!

市場縮小のため・・・

そのうち自分で録画して手元に置いとく事が出来なくなる、って事?

古いのも繰返し観たいから動画配信はあてにしてないし

新しい物が出てきても、手を出す余裕は無いなぁ

そうなる頃、私生きてるかなぁ

でも、技術の進歩速いしなぁ

って、何歳までキャーキャー言ってられるかなぁ~


と、話が逸れた

「アイのない恋人たち」だ!

不安な気持ちでみはじめた

結果、最初は駄目かも〜

と思ったけど、大丈夫そう

面白く観れそうだ


でも、不安な気持ちが大き過ぎたせいか、福士蒼汰さんを楽しめた気がしなかったので、もう一回、いやもう二回、観た

ん、やっぱりいいね福士さん


最初駄目かもと思ったのは、脚本がどうのこうのというより、

他のお客さんがいるのに、そんなおっきな声で、そんなテンション高かったら迷惑だろう、と気になって落ち着かなかったから

でも、最近外で食事とかお茶とか全くしてなくて忘れてたけど

友達と夢中になってお喋りしてたらこんな感じかと思ったら、二回目観た時は気にならかった


時代の違いを感じたのは、

終盤で愛(佐々木希さん)がスマホを手に「ああ、もう!」と叫ぶシーン(予告見て、なんだ?と思ってたけど本編ではスマホの文面を見て納得、まあホントに声を出すかどうかは別にして、気持ちはわかる)


クラブの開店前、ホステスが10人位、みんなスマホの画面に集中している

仕事の休憩時間といったら、

同僚と他愛もない話をしている、のが私のイメージ

時代だなぁ


私には、今のコミュニケーションがどれ位SNS等に依存しているのか、感覚が全くわからないし


二十歳の頃に恋をして、当時適齢期と言われていた24歳に結婚してしまったので


現代の未婚のアラサーの心情もなかなか想像しにくいけど

なるほど〜、と楽しめそうな気がする


最初観た時は、

真和(福士蒼汰さん)にキスされた絵里加(岡崎紗絵さん)が彼に投げつける核心突いたような言葉に、ここ迄でそんなわかってるの?

遊川さん、もうひとつ何か前振りなくていいの?

と思ってましたが、

このアラサーの人達のいろんな心情を想像して、台詞をちゃんと聴いたら、納得できました


真和だって、マッチングアプリでその時だけの相手を探してる、と言いつつ、ホントは愛せる人を探してるんだな、というのが会話からもわかる気がする


結局は、予告動画にあった「愛なんて、欲しいに決まってる」ていうドラマですもんね


これからみんな、未知の世界に入って行くのね


ラストシーンの真和は

「かわいいヤツじゃん」

とほっこりする


もしかしたら、遊川さんの作品、初回だけでもじっくり観たら面白さがわかったのかも、と思いました