朝6時発のシャウレイ行きバスによりバス停には最低でも5:30頃着いていたい。
石畳の旧市街地からの移動なので、
15分かかるとみて
5:15にはホテルを出る予定。

ご飯はバス停で食べるつもりでいました。
起きる時間は4:45の予定で寝ましたが。
気になってやっぱり寝れない。

何度も起きて4:30あれ?目覚ましがなってない!!
バイブだから気付かなかった??
ってアラームを見て‥
45分にセットしたのか‥まぁいいや。
片付けよう‥
って事で結局早起き。
まぁ寝過ごすよりマシですしね。

顔洗って全部の荷物をまた外に出して。
トイレやシャワーのある部屋は普通に部屋もありますが、廊下もあるので、そちらへ移動。

私の部屋の廊下は本当に外なので‥。

ゆっくり荷物を片付けて、5:10前だったかな?
ホテルを出ました。

誰も歩いてない旧市街地ってなんか絵になりますよね。

無事5:30前にはバスステーションに付けたので、自分が乗るバスのプラットホームは1らしい。
時間もあるのでパンを食べてみました。
2個買ったのはクリームパイだったらしい。
まずくは無いけど、口の中の水分がともかく無くなる。
外国のマフィン食べる能登感覚似てるかも。
重くて口の中の水分が無くなる‥しかも、まずくは無いけど美味くもない‥
まぁ安かったしいいけど。
日本よりおいしいと思うパンは今のところ出会ったことないです。

結構重い感じなので2個目のパンが食べられず‥これはパン1個または2個で十分だったな。

5:40頃にプラットホームに出て待ちましたが、
まだまだバスは来ず。
バスが直前に来た場合、バスの規模もトイレがあるかもわからないし。
その頃にトイレに行く時間が無いのも困るので、先に行っておくことに。
今回初めてトイレでお金を使います。

受付の人に0.3ユーロ手渡しです。

バス停に戻り、バスを待つと5:55過ぎにバスが来ました。
やばかった。
大きめバンタイプ!
トイレなし!
マジか‥無事トイレ行きたくならないでシャウレイまで着けますように‥


その場でお金を払って乗ってる人もいるようです。
その場合いくらなんだろ?
私はシャウレイまで12ユーロでしたが
どこまで行くかもわからんしね。

バス自体はやはりクライペダまで行くみたいです。

バスは空港にも止まり満席です。
結構いるんだね‥
最初は二人がけの席をゆうゆうと、使ってたけど、人が乗ってくるのを見て数人荷物どかしたり移動したりしてたので
私も空いた一人がけ席へ移動。

手荷物は足元になるから狭かった。

それから2時間くらいで、8:05にはシャウレイに着きました。
トイレ気になる事もなく無事シャウレイに着きました!
良かった!


シャウレイで降りるのは私1人だったようです。
皆さんはトイレ休憩で5分だけ降りるらしい。
トイレ無いやつはちゃんとトイレ休憩あるんだ!
知らなかった。

しかし‥皆さん十字架の丘に行かないもんなんですね。

シャウレイ寄った理由は十字架の丘に行くためです。
何万個という十字架がある場所です。

8:30に本来付く予定で、
シャウレイから十字架の丘に行くにはバスに乗りドマンタイって所で降りる必要があります。
それが1時間に一本くらいなのですが、
8時台は8:25に出るので間に合わない予定で9時のに乗る予定でしたが、
間に合う!!

荷物を少し片付けて、ロッカーはありませんが、荷物1つにつき1ユーロで預かってくれる場所があるので、
そちらへお願いしました。
この部屋で預かってくれます。

かなり順調!
でもバス乗り場‥迷ったらすぐ人に聞きます。
受付の人に確認したらタイムテーブルの紙を貰えました。


料金は運転手に払うよう言われました。

チケット売り場で買ったって人も居るのですが、
私はダメでした。

教えて貰った乗り場に向かうと既にバスは止まってたので、
十字架の丘に行くのこのバスで合ってるか確認したうえで乗り込みました。


その後、ドマンタイ行きでいいか?って聞きながら乗ってくる男性が2人いたので心強い!

料金は1ユーロでした。

バスが出てから気付いた‥
このバス次に停まるバス停表示ない。

しかもバス汚れすぎてて乗客側の窓何も見えない!

運転手が使う正面窓しか見えてません。
なので身を乗り出してるおばさま達が沢山‥

私は一応Googleマップ見ながら場所を確認してました。

でも運転手さんがちゃんとドマンタイだよ!って教えてくれて、かつそこから十字架の丘に行く行き方も教えてくれました。

調べてあったし、Googleマップあるから行けるはずだけど、心強かったです。

3人で降りて私ともう一人はもくもくと歩きましたが、
もう一人は帰りのバス停を確認に行ったようでした。
近くて見えていたのと、私は帰りの時間も知っていたのでスルーしました。

バスで来た道を50mくらい戻り。
3つの十字架の曲がり角を左に曲がり、そこからは見えていない丘を目指して約2km一緒のバスを降りたはずの男性は気が付けば数百m離れてる‥

バス停を確認に行ったと思われる男性は一向に歩き出さない‥

それにしてものどかな風景です。
正直昔ピッキングで働いていたタスマニアとも似た風景で、
いろんな事を思い出しながら気持ちよく歩けました。
ただ‥暑かったです。



木は途中まであるのですが、日が逆で影は道ではなく雑草地帯‥

じりじり私を攻めてくる太陽。

なかなか自分との戦いの距離でした。
小さな丘を超える頃。
バス停を見に行ってた男性が歩き出したのが遠くの方で見えました

なんだ‥やっぱり行くのか‥
あまりにも動き出さないから目的が違うのかと思いましたが、同じ道を歩き出したようです。

まだまだもくもくと歩くと遠くの方にinfoセンターが左手に見えてきます。
そのさらに奥の右手側に十字架のような物が‥あれかぁ‥

と感慨にふけりながら歩き続けます。

infoに寄らない場合はさらにまっすぐ歩き続けると青空教会があります。
(屋根の付いた十字架がありそれは教会です)
そこから十字架の丘に行く事も出来ますが、
私はinfo前のお土産コーナーで十字架を買って行くつもりだったので、infoの駐車場から入って行きました。

この時遠くの方でさきに辿り着いた男性が、infoセンターの中に入って行くのか見えました。
手前のお土産コーナーには人が結構いたのと、車が沢山駐車されてました。  

バス以外でくる地元の人も多いのだと思い、
手前の方の人が居ない場所で十字架を買い、カード使えるマークが見えたのでついでにポストカードを3枚買いました。


十字架は小さな物だと2ユーロからありました。

いざお会計をしようとすると、カードは使えないと言われました。
あれ‥クレカマーク‥

後で気付きましたが、お土産コーナーには番号が振ってあり、
その番号ごとに会計箇所が違いお店が違うらしい。
クレカマークがあったのは1番と3番で、私は間の2番で見てた‥

仕方ないのでニコニコ現金払いしました。

他の店の客だと思ってたのは皆さんお店の人で商品を並べていたらしい。
小学生くらいの子供もやってたので、てっきり旅行客かと思ってた‥

皆店の人かよ!!!

infoにあるトンネルを抜けると十字架の丘に続く道がありますが、
このトンネルの入り口側にホタテ貝のマークがあります。


巡礼の旅でよく聞くけど‥
リトアニアの道もあったんですね。
どこから始まりなのかなど詳細は分からなかったですが。

取りあえず人生初の生ホタテ貝マークです。

私キリスト教ではないし、
多分一般の人より情報無く、興味もない‥
なので、カトリック教会などの違いもわかってないレベルです。

大昔に教会にイエス・キリストがいるのかマリア様がいるのかでも宗派が違うと聞きましたが。確かに言われてみればどっちかしかいない教会にあるね。
どっちがどっちなのかもよくわかってません。

でも海外旅行の行き先によっては、
そもそも観光名所に教会は沢山出てくる。
京都観光に神社仏閣が沢山あり、外国人の人が沢山来るのと一緒だと思って普通に有名な教会は観光してる程度です。

なので、詳しく無いのですがむかしスペインの道。
フランスの道。

キリスト巡礼に興味を持った事があり。
その時に巡礼のシンボルとしてホタテ貝があるのは知ってたので、
ちょっとテンション上がりました。  

トンネル抜けてから奥に十字架の丘見えてますが日陰無しの道けっこう距離あると思います。


何組か帰ってくる人達とすれ違い。
結構早くから来てる人もいるのだと思いました。

写真で初めて十字架の丘を見た時。
正直なんてすごい場所。
素敵な場所と思いました。

でも調べてみると十字架の丘は悲しい場所で。
詳しくはWikipediaなどで調べてください。

日本の神社仏閣が多い場所は戦争が多く、死者を弔う為に作られている事が多い。
というのを思い出しました。

私にとっての十字架の意味と、信者にとっての意味合いが大きく違うのだとも思いました。

だから私は初めて十字架の丘を写真で見た時素敵だと思ったわけですが。

これ、同僚に写真を見せても同じ感覚でした。
中には中二病が好みそうな風景と言う人もいましたが‥
言わんとしてることわかる‥

感覚の違いですよね。
価値観というか、無宗派といいつつも仏教徒ですし。

それでもせっかくリトアニアに行くなら行くべき!と
実際に行った事のある友人に言われていたので、来てみましたが‥



現実は想像と大きく違います。
十字架の丘入り口ではわからなかったのですが、
丘は奥に進むことが出来ます。

十字架にお土産屋で買った十字架をさらに付ける人。

イエス・キリストに付ける人などで十字架は本当に無数にもあります。

が、何よりびっくりしたのは、
虫の多さ。
奥に行けば行くほど山の頂上を堺に裏も入り口同様減っていきますが、
奥はクロスの数も減っています。

ともかくハエと蜘蛛が多い!!
耳元でブンブン飛ぶので虫が嫌いな人は登らない方がいいです。

また、何箇所か突然声が聞こえてきて、日本でも聞くことがあると思いますが、イエス・キリストを信じる者は救われる‥的なアナウンス。

あんな感じの(言語不明でしたのであくまで雰囲気です)
アナウンスが何箇所かあるのです。

でもどこからどうやって流れているのか‥見つける事が出来ず‥

正直ただ不気味です。

誰もいない間も音声が流れてると思うと‥不気味。
何かセンサーがあるのかも含めてわからなかったです。

私が辿り着いた時は奥に人が2人居ましたが、
何せあっちこっちと道があるので、
結構一人ぼっちの時間も長く、
不気味な時間が長い。  

別の道歩いてみたくても‥
虫の多さや不気味さを感じると怖くて行く気になれず、

王道の真ん中を突き抜けた後は教会がある側へ歩き周りから正面の方へ戻りましたが‥
そこだってハエもいればアナウンスも流れてくる場所が‥

誰も虫が多いって教えてくれなかった‥
よくわからないアナウンスが流れてるって言ってくれなかった‥

そういうの平気な人はいいと思いますが、苦手で一人で行く人は覚悟を持って行ってください。

本気で不気味です。

教会の方へ行ってみると、
思ってたよりもシンプルな教会でした。



教会の周りが砂利道なのですが、
そこから持ってきた石でクロスを作ってる人が沢山‥