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かいぞうのブログ

音楽の話とか、
歴史の話とか、
○●の話とか、
きまぐれに書いていこうかと

  達磨が木陰に座り休息していると、
  頭上から矢を射られた鳥が落ちてきた。
  達磨は、その鳥の矢を抜き、ため息混じりで鳥に語りかけた。



達磨「ハァ… お前は前世の因縁によって現世では鳥と生まれたが、
   今日 このように矢を受けたのも宿縁(前世からの業)だ。
   矢を射た者を恨みに思ったであろうが、忘れることだ。
   来世は人と生まれるがよい。  …さぁ行け
(手当し鳥を逃がす)」

 


  そこへ、矢を放った猟師が 鳥を探して達磨の近くへやってきた。

達磨「獲物探しか?
猟師「そうさ」
達磨「一本の矢で何匹獲れるのだ?
猟師「一匹さ。でも運が良ければ二匹獲れることもあるぞ。」
達磨「そぉか、一本の矢で二匹も獲れることがあるのか。
   では、仕留めた獲物が子を孕んでいたとしたら、

   相当運がいいわ け  だな。
猟師「そうだな、滅多にない幸運だな。ワハハ(笑)」
達磨「私は一本の矢で何千という命を救うことができるが。
猟師「(怪訝な顔で) 獲物は何だ?」
達磨「お前だ。
猟師「(不安気に)お、俺を? …他にも猟師はいるよ?(汗)」

   達磨は、立ち去りながらため息まじりで呟いた。

達磨『獣たちの血肉が珍味となる。物言わぬ獣たちが…。
   その身になって考えれば、とてもできないだろうに…