モノを高く売る方法【初級編】 | 櫂(kai)の知ること綴り帳

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こんばんは。

おはようございます、こんにちは、こんばんはの切り替え時間がいまいちわからない櫂(kai)です。

 

突然ですが、マーケティングと聞くと一瞬

すごく学ばなければいけないものなのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。

たしかに突き詰めれば突き詰めるほど

専門用語やマーケットの動向調査など様々な点を抑えていかなければならないのですが

ここではまずは一番基礎の基礎に当たるマーケティングの考え方を

わかりやすく簡単に例を交えながらお話していき

その流れからタイトルにもある「モノを高く売る方法」を書いていきたいと思います。

ビジネスシーンのみならず一般生活でも役に立つものだと思いますので

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

まずマーケティングとは

マーケット(市場)に対してどういったニーズ(需要)があるかを知り

そのニーズに合わせどういった商品やサービスを展開、供給していくか

簡単に言えばこういうことです。

今回この記事では「モノを高く売る方法」を書くわけですから

テーマを起点に例を交えながらお話していきます。

 

皆さん水は買われますか?

そうです、ペットボトルに入っているスーパーなどに売っているあの水です。

買う方も買わない方もいらっしゃるとは思いますが

その水がスーパーで100円で売っているという想定してください。

 

この100円の水。

街中のスーパーに売っている場合まず

・買う人

・買わない人

が存在するかと思います。

 

その次に

・50円なら買う

・100円なら買う

・軟水なら買う

・硬水なら買う

・よっぽど喉が渇いていれば買う

・すぐに薬を飲みたいから買う

と、様々な理由があって購入に至るかと思います。

 

ではここから皆さんに質問です。

この100円の水を500円で売る方法を考えてください。

細かい条件はありません、ただ100円の水を500円で売れば良いのです。

いかがですか?

結構強引な方法から簡単な方法までいくつか思い浮かばれたのではないでしょうか。

 

私が考えることは二つ

・高くても買わざるを得ない環境

・水自体に付加価値がある

 

「高くても買わざるを得ない環境」

あくまで例ですが

・真夏に自動販売機も小売商店も何十キロも見当たらない場所

・登山道やハイキングコースの途中

・フェスやイベント会場など出ることができない身動きの取りづらい環境

人通りなどの諸条件はありますがざっとこんな感じ。

 

「水自体に付加価値がある」

あくまで例ですが

・甘い水

・凍らせて氷の状態(かき氷など)

・ラベルが人気のキャラクター(限定品)

加工設備などの諸条件はありますがざっとこんな感じ。

 

100円の水を500円で売るわけですから

何もせずに環境を変えたくらいでそんなに簡単に売れるわけではありませんが

ただ水を自由に手にすることができる環境に身を置く人よりは

水分が手にしにくい環境に身を置く人のほうが

おのずと買う確率も上がり

価格が高くても致し方ないと判断せざるを得ない状況になりやすいのは間違いありません。

 

「水を買わざるを得ない」や「付加価値に興味がある」というマーケットのニーズ(需要)に対して

「環境を選んだり、付加価値を付けて水を売る」というサービスを提供(供給)する。

これすなわちマーケティングですよね。

 

世界にはこれを体現した非常にわかりやすいマーケットがあります。

ディズニーですよね。

だからディズニーリゾートでは物が高く売れます。

人気キャラクターの限定品という「付加価値」があるから。

飲み物も食べ物も高く売れます。

あれだけの広い土地を歩き回るわけですから「買わざるを得ない」状況なわけです。

甘い飲み物おいしいですよね。

餃子ドッグもおいしいですよね 笑

マーケットのニーズを抑えた素晴らしい戦略なわけです。

 

結論

モノを高く売るためには

・買わざるを得ない環境を想像、想定、準備し

・買いたくなる付加価値を付ける

この2点を抑えればモノの単価は納得のうえ上げやすくなります。

 

また、水が100円時の経費が20円で利益が80円だったとしましょう。

環境を整えて付加価値を付けて500円時の経費が300円になったとしても

利益は200円確保できることになります。

経費は格段に上がってしまいますが、それでも1人に売った利益は

環境と付加価値を整えることで2.5倍になりました。

いかにマーケティングが重要かわかりますよね。

 

以上、本日はマーケティングの基礎中の基礎の初級編ではありますが

モノを高く売る方法について書きました。

これから起業する方やフリーランスになられる方がいらっしゃれば

ぜひ参考にしてみてください。

ご活用いただけますと誉れです。

 

それでは、GW後半も楽しんでお過ごしください。