まだまだ予断を許さない能登半島地震。

 

私のところにも各種団体から色々な依頼が来ております。

 

避難者の移送(福祉タクシーなどの手配)、要介護者の受け入れ、避難所への介護士の派遣要請など。

 

避難者の移送、受け入れなど問題ないですが(既に行っています)避難所への介護士等の派遣については…。

 

さすがに厳しいものがあります。

 

未だ余震の続く被災地、感染症のリスク、なにしろ、見ず知らずの要介護者のお世話というのはベテラン介護士でも不安になるもの。

 

能登の高齢者、避難者を救いたい気持ちは十分ありますが、さすがに施設を運営しながら人を割く、スタッフにお願いすることは、私の立場では中々言いにくいものがあります(スタッフが休日等を利用して行くのは構いませんが…)

 

また、こういった介護士の派遣だけでなく、行政の立場、効率も考えると、やはり今は、国、県、市町が推奨する1.5次避難所、2次避難所への移動がベターだと思います。

 

能登の1日も早い復興を考えるのであれば――。

 

一旦、故郷を離れることも必要ではと思います(酷ですが)。