最近、ネットフリックスにハマっておりますが、中でも面白いなと思ったのが「梨泰院クラス」。

 

主人公の青年が居酒屋で起業し、成功するというサクセスストーリーなんですが、このドラマ、経営者は見るべき。

 

で、この主人公のライバルというか、敵相手に同じく飲食店を経営する大企業の社長がいるんです。

 

恐らく、殆どの方がこの社長を嫌いだと思いますが、私からすれば納得すること多し(むしろ、主人公の方にもどかしさを感じます)

 

例えば、この社長、部下にこう言うんです。

 

「長家(この会社の名前)がここまで大きくなれた理由がわかるか?――それは、俺の思うがままにやってきたからだ」

 

これって云わば独裁を意味してますが、一つの店を上場させるまで大きくするにはこうでなくてはいけません。

 

また、部下(自分の息子)の不祥事の際、別の部下にこう言われるんです。「息子を会社から追い出せ」と。

 

しかしながら、社長は「できない。次そんなことを言えばお前こそ追放する」と。

 

まあ、なんと子供思いの優しい人かと思いきや、次の場面になると平気で息子を会社から追い出すんですよ。

 

私何が言いたいかというと、大会社の経営者っていうのは、こんなもんだということ。

 

例えば、渋沢栄一然り、松下幸之助然り。

 

良い面ばかりクローズアップされますが、反面私生活はだらしなかったり、ライバルは平気で蹴落とすことはしているんですね。

 

清濁併せ吞む、じゃないですけど、リーダーといわれる方。

 

見て損はないと思う。

 

↓右から2人目の方ですね。