知人が、会社を辞めて嫁の親の会社を継ぐという。
40を目前にして、彼なりの決断だったんだろう。他人からすれば羨ましい話かもしれない。
だけど、僕は手放しで喜べない。
お婿さんと言えども、古参の従業員との軋轢はあるだろう。今まで気にもかけなかった、お金の流れや、責任という大きな重圧も背負っていかなくてはいけない。
そして、何より問題なのが、後を継ぐということ。
「創業は易く守成は難し」
昨日彼に、この言葉を送った。
「肝に銘じておく」
と返ってきましたが―――
兄として心配なのであります(知人とは弟のことです)