保険事業の会計の肝を知っていますか？

昨日、賞与について書きましたが、僕が何を言いたいかというと、会社は、会社の通帳の中に、キャッシュ（現金）がどれだけ残っているのかが大事なんだよということを言いたかっただけ。

これは、社長さんでも勘違いしている方が多いんですが、例えば、今月の売り上げが非常に良かったとする。嬉しいですよね。

ですが、実際、このお金が入ってくるのが2か月後（介護の場合）だということを理解することなんです。

「そんなの知ってるよ」と思いでしょう。ですが、こういうのを「論語読みの論語知らず」
「仕組み」は知っていても、「流れ」をつかんでいない方が多いんです。

月次の資産表で大事なのは、2か月前まで遡って見なければいけません。

ここが肝なんですが、総じて、保険事業（医療も含む）の会計というのは、前（未来）よりも後ろ（過去）が大事なんですね。

ですから、僕は今の通帳の残高と2か月前の売り上げ、それから入金日、諸々支払日を計算して、賞与支給日を決めています。

はい。今日もスタッフに向けて書いたブログでした。