今年はプッチーニ没後100年のメモリアルイヤーです。
フルートの曲は作ってはいません。
しかし、プッチーニの曲はそこかしこで耳にするので、名前を知っている方も多いと思います。
一番有名なのは『誰も寝てはならぬ』でしょうか。
今年はメモリアルイヤーなので、プッチーニの曲を聴く機会も増えると思います。
歌はやはり音楽の基本なので、この機会にプッチーニに触れることは有意義なことです。
私も大学時代、歌をもっと聴くように助言され、プッチーニもよく聴きました。
フルートの曲は作っていませんが、この素敵な曲たちを聴くとプッチーニについて知りたくなってくるのではないでしょうか。
プッチーニについて書かれた本で一番手に取りやすいものは、『プッチーニ(作曲家◎人と作品)』だと思います。
この人と作品シリーズはその作曲家について初めて勉強するときにおすすめです。
このシリーズの特徴として、著者が全員日本人であることが挙げられます。
翻訳本でないのでとても読みやすいです。
偉大な作曲家たちは基本性格に難がありますが、プッチーニももれなく難があります。
しかし、性格に難があればあるほど、こういった本は面白いです。
また、この本にはプッチーニが残した全オペラのあらすじと解説が載っています。
曲を聴いてみて気に入ったものがあれば、この本を参考にオペラを全幕鑑賞してみるのも良いのではないでしょうか。