大分また時間が空いてしまいました
もう8月ですね



以前のブログにも書きましたが、私は約5年半の治療期間で
採卵17回目、移植18回目、移植した胚の個数23個、
というとてつもない数字を叩き出した末でのNACでの妊娠でした。
治療開始のきっかけは男性不妊でしたが、精子さえとれればすぐ妊娠できると思っていました。
治療開始した時は29歳。体外受精(顕微ですが)による年齢別成功率のデータからすれば、2、3回以内の移植で妊娠できるはずでした。
ところがどっこい





皆さんご存知のとおりです。
限定記事にしてしまっているものが多いですが、その原因不明な不妊原因を探るべく様々な医療機関のアドバイスを求めました。
不妊治療自体はクリニックを4回変え、(出戻りも含む)、それ以外に不育症や着床障害、セカンドオピニオンといくつのクリニックを受診したでしょうか。
改めて書き出してみると
⚫️はらメディカルクリニック
①2つ目のクリニックとして治療自体でお世話になろうかと受診。精子の状態が良くないからと、IMSIが可能な木場公園クリニックをすすめられた。
②着床不全外来を受診。初めてプロテインS活性が基準値未満であることを知る。
③木場に通いながらツーブルーラインにて針治療やボーンスクイズを受ける。
⚫️大宮レディースクリニック
エンドトキシン検査を受けた。→陰性
⚫️杉ウィメンズクリニック
不育症、着床障害の検査全般を受けた。→プロテインS活性がやはり基準値未満のため、バイアスピリンとユベラの服用をすすめられる。ヘパリンは必要ないとのこと。
⚫️青木産婦人科
不育症、着床障害の検査を受けた。
①プロテインS活性は他院と同様バイアスピリンの服用をすすめられる。杉WC同様ヘパリンは必要ないとのこと。
②青木先生独自の検査にて、マクロファージコロニー刺激因子が基準値外。→免疫調整剤のピシバニール注射をすすめられた。
⚫️リプロダクションクリニック大阪
①慢性子宮内膜炎検査→陰性
②銅亜鉛検査→陰性
③プロテインS活性→リプロ独自の基準値未満により、バイアスピリンだけでなくヘパリンも必須と言われた。
④α2PIC→基準値外によりこちらもヘパリン必須と言われた。(後に杉WCにてこれは誤診であることが判明)
⑤主人の精液検査→木場公園クリニックでの診断と変わらず。IMSIでやれば問題ないであろうとのこと。
⚫️大谷レディースクリニック
着床前診断カウンセリング→実施は可能だが、年齢的に受精卵の染色体異常の確率は高くはないはず。別の要因がありそう。着床前診断の意味があまりないかも、と言われる。
⚫️鍼灸院
①多嚢胞気味の指摘と、それに対する食事療法、睡眠改善の指示
②精神的弱さの改善
ざっとこんな感じでしょうか。
初診料や検査代、交通費などを考えるとこれだけでも相当な金額を使いました

何よりもここまでの労力や時間を使って、原因を解明できないことの歯がゆさ、何で自分はこんな目に合わないといけないのか、というような気持ちに最後の3年くらいは支配され続け、精神的に参ってしまいました。
で、アドバイスに基づいたサプリを飲んでみたり、
木場では反復不成功特例としてヘパリンをしてみたり、
名古屋まで行ってピシバニール注射を打ってみたり、
様々なことをしましたが、結果としてNACに通い始めてからやっていたのは、
⚫️移植周期からのバイアスピリンとユベラの服用(杉WCの指導のもと)
⚫️鍼灸院指導の元の食生活と睡眠を継続して実践
の2つのみです。
ちなみに、木場公園クリニック時代からバイアスピリンは飲んでいたので、結局のところNACでの治療を開始してからは新しいことは何もしていません。
ん?じゃあ何が良かったんでしょう?笑
ぶっちゃけ分かりません
そうすると、後はNACの治療方針が「たまたま私に合った」ということしか考えられません。
親しい方で新橋夢クリから木場に転院して妊娠、出産されているかともいますし、こればかりは本当にどのクリニックがいい、とかそういう話ではないです。
で、それを踏まえた上でここからは完全に私の個人的見解ですが、無理矢理具体的に考えてみると、
①ほぼ自然周期での治療方針
②男性不妊にものすごく強い
③培養環境が半端ない
④基準値ベースの完全なる管理体制における精神的安定
です。
①ですが、これまでそういえば私は一度も完全自然もしくは1/8セロフェンでの採卵も移植もしたことがありませんでした。
それに近いものとしてはフェマーラで採卵してからの移植ぐらいですが、自力のホルモンでは採卵も移植もやったことがありませんでした。
そもそも多嚢胞気味で生理周期が長い私にとってNACに来るまで選択肢になかったのです。
自然周期だろうが、刺激周期だろうが、卵の質は変わらないというデータもあるのかもしれませんが、私の場合は刺激周期より自然周期の方が良い卵がとれたのかもしれません。
また、ホルモン補充による移植は、飲み薬や貼り薬、筋肉注射とかなりの期間で身体が薬に支配されるので、もしかしたら私の身体にはそれが合わずに、着床を妨げていたのかもしれません。
②ですが、これは木場公園クリニックでも十分に高いレベルであったとは今でも思っていますが、それ以上だったのかもしれないと推測します。
より正常な精子を選び出す技術が高いのかもしれません。
③ですが、GVから胚盤胞が凍結できる時点でどんな培養液使ってるんだ?って感じですが笑
ショーキチ先生はNACの培養環境は私たちの子宮内よりいい、と自負していらっしゃって、だからこそ、培養室内で基準値を満たさない胚盤胞は子宮に戻しても意味がない、それ故初期胚で子宮に戻すなんて問題外、という考えです。
もちろんこれには賛否あると思います。初期胚を使用した二段階移植などが効果を発揮する例も実際あるのかもしれませんし。
ただ、そのショーキチポリシーによって凍結できた胚盤胞の着床率はめちゃくちゃ高いのは事実で、そのおかげで私も妊娠できたのかもしれません。
まあ、でも夫婦の染色体異常がない私たち夫婦の卵の染色体異常が20こ以上あったともらやはり考えられず、やはり今回妊娠できた卵だけが妊娠できる卵だった、とは到底思えないのですが。。。
④はこれまでにも繰り返し言っていますが、とにかく長年の蓄積されたデータから導き出された基準値に基づいて診察が進んでいくので、全てがクリアです。
疑問に思う余地も、勘ぐる余地もなく淡々と治療に臨めました。
鍼灸院でも、母親にも精神的に弱さを指摘されていた私ですが、妊娠できた周期は、心の乱れを最小限に押さえられたような気がしています。
で、結局何がいいたいのか?ですが
①〜④が偶然全てが好条件として揃い、奇跡を起こしてくれた、という感じでしょうか。
全くこんなんじゃ参考にならないと思いますが、これが反復不成功例の中の1つの事例、とでも捉えていただければいいのかな、と思います。
不妊治療は悩みは人それぞれで、体質や上手くいかないポイントにアプローチしてくれるクリニックに出会え、かつそのクリニックの医師を信頼できるか、がとても重要だと思うのですが、私の場合はそこに到達するのにとてつもない時間がかかりました。
だから、今様々な悩みや苦しみを抱えている方の少しでも励みになればいいな、私のような苦しい辛い思いをする期間が短ければいいな、と願わずにはいられません。
そんな思いで何かの参考になれば、と呟いてみました。