この件について、どう書こうかかなり迷っていました。

着床障害や不育症というのは私が治療して来た5年半の間で大分進んできたイメージがある一方で、未だに未知の領域があり、治療自体も手探り状態のものも多いです。

そのため、同じ検査項目でもクリニックによって基準値や意見が違うし、独自の項目もあったり、

どの先生を信じれば良いのか悩むし、逆にある先生を信じると、別の先生をある意味否定するようなことにもなりかねず、

ブログに書くと異なるクリニックで着床障害や不育症の治療をされている方々に不快な思いをさせてしまうような気がしていたからです。


でも、やはり、ものすごく悩んで悩んで今にたどり着いた私にとって、これは外すことはできないと思ったので記録として残します。


なので、ここから書くことはあくまで私の個人的な見解ですし、またまだ無事に出産していない自分自身も決して自信を持ってこうだ、といえるほどのことでもないことをご了承ください猫しっぽ猫からだ猫あたま



私は流産も子宮外妊娠も経験をしていますが、何より1番経験が多いのは、良好胚盤胞がかすりもしない、すなわちhcg値が全く出ない、といういわゆる着床障害でした。

いわゆる不育症というのは、着床こそすれど受精卵に染色体異常がないのに、育たない、流産してしまう、という状態を一般的にいうのだと思うのですが、私はそれ以前の話でした。

そこでその着床障害という部分にも目を向けて下さるクリニックをいくつか受診して意見を伺いました。

はらメディカルクリニック
杉ウィメンズクリニック
リプロダクションクリニック大阪
青木産婦人科
 
です。

前回のブログにも書きましたが、それらのクリニックを受診しても、

同じ検査項目でも結局意見が違ったり、
根拠があるものなのか分からない独自の検査項目だったり、

と、かなり混乱をし、ぶっちゃけ振り回されたな、というのが正直な感想ですえーん



そんな中最終的には、自分が1番納得でき、信じることができる、と思った杉先生を信じることにしたのでした。

杉先生のところで指摘されたのは、プロテインS活性が基準値未満ということだけでした。

私のプロテインS活性は基準値が60以上のところ、大体50〜59の間。
何度測っても微妙に基準値を下回っていました。

それに対する杉先生の方針は、バイアスピリンを移植周期の生理終了後から35週まで服用することと、ユベラを10週まで服用することのみでした。

ヘパリンは絶対に不要、と断言されましたびっくり

リプロでは要ヘパリンと言われたんですけどね。。。

でもその理由についてもその場でしっかりと説明してくださいました。

また、リプロで引っかかったα2PICという項目も特別に測り直していただいたところ、全くの正常値で、問題なしとのことでした。

異常値が出たのは恐らくリプロの検査手法が誤っているからだろうとのこと。
(杉先生曰く、そもそも、着床障害や不育症を診断するのに必要な項目とはされていないし、もし私のこの値が本当だとしたら、私は不妊治療どころでなく、内科的治療が必要なレベルだと言われました。)

似たようなことで悩まれたり、疑問に感じて来院される方も多いみたいで、改めて杉先生に説明していただいて納得できました。

なお、杉先生はヘパリンがなぜ不要か、とか、基準値の設定の仕方など分かりやすく説明してくださいましたが、それと全く同じ内容が先生のクリニックのホームページのコラムとして複数記載されていますので、気になる方はぜひそちらをじっくりご覧くださいビーグル犬しっぽビーグル犬からだビーグル犬あたま

そんなこんなで、杉先生を信じることにしたのでした。

でも、何ども上手くいかない身からしたら、藁にもすがる思いで何か他に原因はないか、何か他にできることがあれば何でもしたい、というのが普通の感覚だと思うし、仮に標準治療でなくても様々な選択肢があることで救われる気持ちになることも当然で、実際に私もそうでした。


実際バイアスピリンを服用しながらも上手くいかなかったことの方が多かったですし、今回の妊娠で週数が進むまではいつ血流が悪くなって流産してしまうか、何度も何度も不安になりました。

また、今でも、後期に悪さをする可能性があるプロテインS活性が、バイアスピリンを35週一杯まで飲みきったあと、出産までの少しの間大丈夫なのか、ヘパリンなら直前までできたのに、とか不安に感じています。

それでも、杉先生と産院の主治医の意見を信じていくしかないと今は自分に言い聞かせている状態です。

ちなみに、そのバイアスピリンを終了するタイミングはこれまた医療機関によってルールが異なります。

私の産科では原則32週一杯で終了、となっていたのですが、杉先生に35週一杯までと言われていることを伝え、特別に許可をもらいました。
(もちろん、早産や帝王切開などのタイミングによっては臨機応変に終了させるというのが大前提ですが)


また、そもそも、NACでは着床障害とか不育症なんて存在しない、というスタンスをとっているので、こっそり(公開記事で書いてる時点でどうなのかって感じですが笑)のんでいました。同じような方たくさんいるみたいですね。

出血しやすいというリスクはあるので、もし流産してすぐに流産手術になったらどうしよう、とか不安や言い訳など、考えてはいました。

でもショーキチ先生を絶対的に信じていた私ですら、バイアスピリンの服用を認めてくれない部分だけは今でも疑問に感じています。

このように、医師によってこうも考え方が違うものに対して、患者が自分で決断を下していかなければならない、という現状は酷ではないかなと感じます。


最近、MLCの両角先生が突然ブログで不育症関連の情報を他院から引用したり、書かれたりしていました。

その中には杉先生のホームページのコラムを引用している記事も複数ありました。

どのような背景があるのか分かりませんが、不育症や着床障害に対する治療の状況が少し変わってきたのかな、と思ったりもしています。

これまでは各病院やクリニックが独自に行ってきた着床障害、不育症治療も、標準治療が確立しつつあり、各医師の見解が相違することなく、患者が振り回されることなく、安心して受けられるようになることを願っています。

もちろん、それだけでは解決できないこと、特に免疫などが絡んでくる原因不明な不育症、着床障害もあるのではないかと思います。
それについてもどんどん研究が進み、苦しんでいる患者の突破口を見つけて欲しいです。


長々と書きましたが、まずは無事に出産しなければ私が下した選択が正しかったのかどうかは分かりません。

でも、今は自分で決めたことを信じて、お腹の赤ちゃんを信じて一歩一歩前進することしかできません。

無事に出産できることを祈りつつ、私の不妊治療に関する記事はこれで最後にしたいと思います。牛しっぽ牛からだ牛あたま


ところで、話は変わりますが、元々マタニティブログは書くつもりはありませんでした。

しかし実際妊娠してみると、不安なことだらけ、悩みだらけで、私の不妊治療はまだ終わってないな〜と感じることばかりです。

でも、そんな時に同じく不妊治療を経て妊娠し、似たような悩みや不安を抱えながら過ごされている先輩妊婦さんのマタニティブログを拝見させていただくと、とても参考になりますし、励みになりました。

そんな不安や悩みも、我が子を胸に抱くという夢を実現するまでの、私にとってとても大事な過程であり、不妊治療と同じような試練なのかな、と思うようになりました。

なので、今後はカテゴリーを変えて、出産するまで不定期にはなりますが、少しブログを更新しようかな、と考えています。

引き続きお付き合いいただける方はよろしくお願い致しますニコニコニコニコニコニコ